SACD

Lieutenant Kije Suite, etc : Ashkenazy / Sydney Symphony Orchestra

Prokofiev (1891-1953)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
EXCL00049
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
SACD
Other
:
Hybrid Disc

Product Description

アシュケナージ&シドニー響/プロコフィエフ・シリーズ
近代的な機能美と溢れる表現力で描き出すプロコフィエフの管弦楽名曲集


交響曲第1番&第5番ガヴリリュク参加のピアノ協奏曲全曲を展開してきたアシュケナージとシドニー響のプロコフィエフ・シリーズ。4枚目となる当CDではプロコフィエフの管弦楽名曲を収録しました。
 映画音楽、歌劇として著名な『キージェ中尉』、『3つのオレンジへの恋』の組曲版と、アンデルセンの童話に基づいた歌曲『みにくいアヒルの子』。アシュケナージが導き出すシドニー響の近代的な機能美によって、それぞれの個性的な音楽性と物語性を色濃く表現してゆきます。特に『みにくいアヒルの子』では、メルボルン出身のソプラノ歌手、ジャクリーヌ・ポーターが暗くも美しい憂愁に満ちた物語音楽を秀逸に歌い上げています。
 アシュケナージが大絶賛する2人の歌手の豊かな表現力に彩られ、聴くものをプロコフィエフの独特な音楽へ導く演奏が繰り広げられます。(エクストン)

【収録情報】
プロコフィエフ:
・組曲『キージェ中尉』
・組曲『3つのオレンジへの恋』
・歌曲集『みにくいアヒルの子』
 ジャクリーヌ・ポーター(ソプラノ)「みにくいアヒルの子」
 アンドレイ・ラプテフ(バリトン)「キージェ中尉」
 シドニー交響楽団
 ウラディーミル・アシュケナージ(指揮)

 録音時期:2009年11月5-7日(3つのオレンジの恋)、17-20日(キージェ中尉、みにくいアヒルの子)
 録音場所:シドニー、オペラ・ハウス、コンサート・ホール
 録音方式:DSDレコーディング
 SACD Hybrid
 2ch HQ (CD STEREO/ SACD STEREO)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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プロコフィエフの親しみやすい小品の名作を...

投稿日:2010/07/25 (日)

プロコフィエフの親しみやすい小品の名作を集めた好企画CDだ。そして、その演奏も、ピアノ協奏曲をピアノと指揮の両方で全曲録音するなど、プロコフィエフを得意としたアシュケナージならではの名演と高く評価したい。キージェ中尉と3つのオレンジへの恋は、親しみやすい旋律が散りばめられた名曲であるが、アシュケナージはこれらの各組曲の描き分けを巧みに行い、各場面の描写を非常に精緻に行っているのが素晴らしい。キージェ中尉のロマンスやトロイカにおけるラプデフによるバリトン独唱も見事であり、シドニー交響楽団も、アシュケナージの統率の下、最高のパフォーマンスを示していると言える。みにくいアヒルの子は、プロコフィエフとしては珍しいオーケストラ伴奏付き歌曲であり、名作にしては録音が少ないが、本盤の名演の登場で、長年の渇きが漸く癒されたと言えるだろう。ポーターによる非常に美しいソプラノ独唱が見事であり、アシュケナージ&シドニー交響楽団による併せ方も非の打ちどころがない完璧さだ。SACDによる高音質録音も、さすがはエクストンと言えるだけの高水準であり、シドニー・オペラハウスにおける録音も完全に板に付いてきたとものと思われる。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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