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Stabat Mater : Reuss / Cappella Amsterdam, Estonian Philharmonic Chamber Choir, Sampson(S)

Poulenc (1899-1963)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
HMC902149
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


プーランクが友人の死を悼んで書いたスターバト・マーテル
精緻に書かれた合唱を名団体カペラ・アムステルダムの演奏で
清廉なソプラノ・ソロはサンプソン!


プーランクの輝かしいハーモニー感覚が冴えわたる2作品の登場。1949年、画家クリスティアン・ベラールが亡くなりました。彼は当時のパリの中心的芸術家のひとり。コクトーの映画や舞台の美術なども手掛けた人物で、プーランクの友人でもありました。プーランクは彼の死に際しレクィエムを書く予定でしたが、このジャンルがあまりに大掛かりすぎると考え、友人の魂をなぐさめるための祈りの心を、聖母マリアに向けて作曲することにしたのです。ソプラノ・ソロと混声合唱のためのスターバト・マーテルは、なんといっても素晴しく書かれた合唱パートが特徴。ソプラノ独唱の楽章でも、合唱も非常に重要な役割を果たしています。合唱も充実していますがソプラノ・ソロの美しさも格別で、バッハ・コレギウム・ジャパンでもおなじみのキャロリン・サンプソンがソロを務めているのはうれしいかぎりです。
 テネブレの7つの応唱は、1959年12月、バーンスタインからの委嘱(ニューヨーク・フィルのための作品)を受けて書かれたもの。ボーイ・ソプラノと男声合唱のために書かれたもの(現在は混声合唱で演奏されることがほとんど。この録音も混声合唱による演奏です)で、プーランク自身の投影でもある少年(ボーイ・ソプラノ)が受難や死という運命について思い悩む姿を中心に作品は進行していきます。プーランクならではの鮮やかな光を感じさせる和声感は圧巻。最高のハーモニーでプーランクを味わえる1枚です。(キングインターナショナル)

【収録情報】
プーランク:
・スターバト・マーテル
・テネブレの7つの応唱

 キャロリン・サンプソン(ソプラノ)
 カペラ・アムステルダム
 エストニア・フィルハーモニー室内合唱団
 ダニエル・ロイス(指揮)

 録音時期:2012年6月
 録音方式:ステレオ(デジタル)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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「テネブレ」の新録音が貴重だ。晩年の傑作...

投稿日:2014/04/10 (木)

「テネブレ」の新録音が貴重だ。晩年の傑作にもかかわらず録音に恵まれず、プレートル盤しか聴いたことがない。このプレートル盤も合唱の出来が悪く、曲の真価を発揮したものとは言えなかった。ロイス盤は、当然ながら合唱の精度が抜群であり、悲愴な楽想を見事に浮き上がらせる。惜しいのは、録音のせいかもしれないがエストニア国立交響楽団の響きが固いのと、作曲者の指示通り独唱はボーイソプラノにしてほしかったこと。「スターバトマーテル」は録音も多いが、合唱のうまさとサンプソンの清涼な歌唱によりトップクラスの名演といっていい。

フォアグラ さん | 愛知県 | 不明

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