ジョン・ウィリアムズ氏の人気映画音楽を収録したCDです。 録音が80年代のため、スターウォーズやETといった少し古い映画しか収録されてませんが、ジョン・ウィリアムズ入門には十分な内容です。 おすすめします！！！

フィードラー最晩年の録音集。このセットは選曲がいいものの、残念ながらリマスタリングがおかしい。音が異常に高音よりで低音域がスカスカ。あのグラモフォンのオリジナルス・シリーズに近い。今回３０年以上前の初出時の外盤レコードと一部の曲を比較してみたが、レコードの方はすこぶるまともな音。いくらリマスタリングとはいえ、サウンドをこんなに変えてしまうのはアーティストに対する冒とくに近いと思う。

フィードラー/BPOのタイトル盤についてあまりユーザーレビューが書き込まれていないのは寂しいですね。彼らが「バッハからマンボまで」の演奏を40年以上一定のレベルで提供してきた功績は大でRCAからDGへ移籍後もその姿勢は変わらなかったのです。さて、何回も手がけているこの盤のグローフェ「グランドキャニオン」も実に聴かせ上手に特に管楽器効果が優れており「山道を行く」章のホッとした雰囲気、「日没」章の映画音楽のような贅沢感、「豪雨」章の音響・・何れもこのコンビならではの最高盤と思います。

安心安全でテロやサブプライムなどがない、当時の健全な米国中流家庭では、心安らかな夕べをが確かにあった。そうした夢の世界を、そのとき最上級の家庭でも決して得られなかっただろう、限りなく良好な音質で再現できる。本当にいい時代に生まれたものだ。Jr.の「青美ドナウ」はジンタ調だが、以降はちゃんとウインナワルツなっていたりとか、懐かしいヘヤーや愛プレ、ゴルトマルクの序曲など、あれやこれやのオンパレードで本当に楽しめました。

ゴージャス！！ 録音がよいので大音量でも気持ち良いです。 Telarc独特のＳＡＣＤサウンドを存分に体感できます。

インテンポで淡々と進む演奏ですが、特殊効果音で驚かされることも無いし録音が良いので大音量でかけても気持ち良く聞けます。

こういうアレンジ物は原曲に無いフレーズが出てきたり、原曲の雰囲気とはかけ離れた曲に仕上がってることも多いですが、このＣＤはストレートにディズニークラシックスの世界を楽しめます。特にそれぞれの原曲や映画を知ってると楽しいこと、この上無し！イッツ・ア・スモールワールドなんか何回聞いたことか（笑）。ディズニーファンにお薦めの１枚。ＴＶでよくこのＣＤがＢＧＭに使われてますよ。

「オリンピック・ファンファーレとテーマ」はこの自作自演が最高の名演。あとＥＴありスーパーマンあり、ＳＷあり、とにかく楽しいＣＤ。ジョーズも曲だけでけっこう鑑賞に耐えられて意外でした（笑）　買ってよかった１枚！