Pietro Ciancaglini / David Kikoski / Ferench Nemeth

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Second Phase

Pietro Ciancaglini / David Kikoski / Ferench Nemeth

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
VVJ088
Number of Discs
:
1
Label
:
Vvj
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

イタリアン・ジャズ名門レーベル、V.V.J.のニューリリース

ハイ・ファイヴ・クインテットのベーシスト、ピエトロ・チャンカリーニを中心としたピアノ・トリオ作品。

ハイ・ファイヴ・クインテットのピエトロ・チャンカリーニ(b)、ランディ・ブレッカーやボブ・バーグと共演した来たデイヴ・キコウスキー(p)、リオーネル・ルエケ・グループなどで活躍しているフェレンク・ネメス(ds)によるトリオ・アルバム。ピエトロ・チャンカリーニのオリジナル曲に加え、「ス・ワンダフル」「アイ・ラヴ・ユー」といったスタンダード曲も収録。ビル・エヴァンスの名演でも知られる「グロリアズ・ステップ」も収録。リリカルなプレイと、3人のインタープレイが楽しめるピアノトリオ・アルバム。

Pietro Ciancaglini (b)
Dave Kikoski (p)
Ferenc Nemeth (ds)

Track List   

  • 01. Second Phase
  • 02. 'S Wonderful
  • 03. Discipline
  • 04. July
  • 05. Bright Soul
  • 06. Gloria's Step
  • 07. Uprising
  • 08. Opening
  • 09. The Gift
  • 10. I Love You
  • 11. Together

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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ピアノトリオ作品といっても、この「Second...

投稿日:2014/05/13 (火)

ピアノトリオ作品といっても、この「Second Phase」のリーダーはベーシストです。 1975年イタリア生まれのPietro Ciancagliniがその人。 Charles Mingusに捧げたという「Reincarnation Of A Lovebird(2009年)」に次ぐリーダー作であり、このアルバムでは、Scott LaFaroの曲を取り上げているので、その辺に彼のルーツがあるのかもしれません。 さて、この作品を手にした理由として、Criss Crossレーベルから、優れたアルバム(「Combinations」「Details」「Mostly Standards」など)をリリースしているピアニスト、Dave Kikoski (1961年アメリカ生まれ) の参加をあげる方は多いと思います。確かに、Kikoskiの参加は大きな成果をアルバムにもたらしており、Ciancagliniの人選は正解だったと思います。 無理な冒険はせず、Kikoskiのピアノを前面に立てて、オーソドックスにまとめあげたところに、このアルバムの成功要因があるのでは? ドラムスは1976年ハンガリー生まれのFerenc Nemethで、非常に抑制の効いたリズムを提供しています。 録音は、2013年2月、イタリア・ローマにて。11曲中、8曲がCiancagliniのオリジナルです。 ダークでカッコいいテーマの「Second Phase」からスタート。すぐさま小気味良い4ビートへ突入しますが、ピアノが強力で、ベースソロもカッコよく響きます。 続く「 ’S Wonderful」は、もちろんGeorge Gershwinの作品なんですが、一聴してそうとは思えないようなアレンジがCiancagliniによって施されています。ミディアムテンポで、LaFaro風のベースが曲を引っ張っていきます。これもダークな雰囲気。 「Discipline」は、そこに明るい陽射しが差し込んできたような躍動感に満ちた演奏で、3人の相性の良さを思い知る曲。 スローに転じる「July」では、ピアノとベースの語り合いに、こちらもじっくりと耳を傾けたくなります。 軽快なドラムソロから始まる「Bright Soul」。このテーマもカッコよく、Ciancagliniの作曲能力はなかなかのものであると思います。ピアノの軽いタッチも印象的。 Bill Evansの「Sunday At The Village Vanguard」であまりにも有名な「Gloria’s Step」。LaFaroの作品であることを意識してか、ベースソロから始まりますが、割と素直なアレンジであり、耳に馴染んだ曲が、こちらにスッと入ってきます。ピアノは終始リリカル。そして、徐々に熱を帯びてきます。 「Uprising」は、しんみりと聴かせる曲で、ピアノからベースへと引き継がれるソロには味わいが。 アップテンポで複雑なテーマを難なくこなす3人の実力を思い知る「Opening」。ドラムスは刺激的なプレイを繰り広げ、後半でのベースとのやり取りも聴きもの。 オリジナルとは思えないほど美しくメロディアスな「The Gift」に、このアルバムの良さをしみじみと感じます。 徐々にテンポを上げ、4ビートへと転じるCole Porter作の「I Love You」。木漏れ日のような穏やかさを感じさせてくれる演奏です。 ラストは、安定した4ビートの「Together」で締めくくられます。

hiro さん | 愛知県 | 不明

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