古典派の魂がここにある!
ミュンヘン生活45年を経て、松田康子、待望の国内レコーディング
3つのイ長調ソナタを演奏したリサイタルのライヴ録音
【松田康子 プロフィール】
京都生まれ。13歳で大阪フィルハーモニー交響楽団と共演。京都市立堀川高校音楽科から東京芸術大学、同大学大学院に学ぶ。伊奈和子、土肥みゆき、田村 宏、永井 進、園田高弘の各氏に師事。73年渡独。ミュンヘン音大でローズル・シュミットに師事。国家芸術家試験に最優秀賞で合格。78年ヴィットリオ・グイ室内音楽コンクール入賞。84年セルジュ・チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィルに招かれラヴェル「ピアノ協奏曲」で共演、急激に活動を開始する。88年・90年・94年・96年ベルリン、フィルハーモニーホールでのモーツァルト:ピアノ協奏曲ツィクルス(コンラート・ラッテ指揮)。著名指揮者との共演は若杉 弘指揮ミュンヘン・フィル、マルク・アンドレ指揮のハイドン・オーケストラ、他にペーター・マーク、カール・エステルライヒャー、デヴィッド・シャローン、ユッカ・ペッカ・サラステ、ユベール・スダーン、ゲオルク・シュムーエ、朝比奈 隆、小泉和裕など。室内楽にも積極的に取り組んでおり、バイエルン放送交響楽団コンサートマスターのフロリアン・ゾーンライトナー、州立歌劇場管弦楽団元首席チェロ奏者ペーター・ヴェットケ、バイエルン放送交響楽団元首席フルーティストのアンドラーシュ・アドリアンらとしばしば舞台を共にしている。またブゾーニ、カサ・グランデ、ポルト、ポッツォーリ、サンレモ、アンドーラ、ピネロロなどの国際ピアノコンクール、トリオ・デ・トリエステ室内楽、ヴィットリオ・グイといった室内楽コンクールの審査員を務める。2001年にはミャンマー文化庁と日本大使館の招待を受け、首都ヤンゴンでリサイタルを開いた。2005年から京都市立芸術大学助教授として活動。2009年再びドイツに戻り、ミュンヘン音楽大学教授として後進の指導にあたり退官後はヨーロッパ各地での演奏会、および国際コンクールでの審査員として音の探検を続けている。2016年日本で10年ぶりとなるリサイタルを伊丹アイフォニックホールにて開催。ショパンのバラード全曲を中心としたプログラムで満席のファンを魅了した。CDは2017年のリサイタルでの録音。(販売元情報)
【収録情報】
Disc1
● C.P.E.バッハ:専門家と愛好家のための6つのソナタから イ長調 Wq.55-4
● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第2番イ長調 Op.2-2
Disc2
● シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959
松田康子(ピアノ)
録音時期:2017年12月10日
録音場所:兵庫県伊丹市、伊丹アイフォニックホール
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
録音:コウベレックス
発売元:studio marina