CD Import

Askenase: Piano Recitals In Germany 1952-1968

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
MC1051
Number of Discs
:
2
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

ステファン・アスケナーゼ/ドイツでのピアノ・リサイタル 1952-1968

ステファン・アスケナーゼ[1896-1985]は、当時オーストリア=ハンガリー帝国領だったレンベルク(現在のウクライナのリヴィウ)生まれのピアニスト。レンベルクは元々ポーランド王国の都市でポーランド文化も色濃く残っており、アスケナーゼはポーランド生まれのショパンを敬愛しショパン弾きとして一世を風靡しました。一方で彼は帝国の首都ウィーンで学んだことでオーストリアのピアニストの性格も強く、ポーランドのピアニストのように祖国愛を前に出したショパンでも、フランスのピアニストのように華麗なショパンでもなく、しっとりとした情感に満ちた深みのあるショパンを奏でました。二度の世界大戦に巻き込まれたため最も活躍したのは1950年代で、この頃DGが彼を起用して集中的にショパンを録音しています。しかし99歳で亡くなる頃には知る人ぞ知るピアニストになってしまいました。
 この2CDには全盛期のアスケナーゼのショパンがたっぷり収録されています。練習曲 Op.10は昨今のショパン演奏からすると地味に感じられるかもしれませんが、落ち着き払った上品な味わいが素晴らしいもの。夜想曲はまさに月夜のロマンティシズム。そうしたアスケナーゼの特色は、おそらく商業録音では残さなかったラヴェルの『高雅で感傷的なワルツ』でなお一層顕著。明るく色彩的なラヴェルの音楽が夜の光に照らされたように妖しく光っています。(輸入元情報)

【収録情報】
● ショパン:12の練習曲 Op.10
 録音:1959年12月1日 フランクフルト・アム・マイン(放送用セッション)

● ショパン:夜想曲集
 夜想曲 変ロ短調 Op.9-1
 夜想曲 変ホ長調 Op.9-2
 夜想曲 ロ長調 Op.9-3
 夜想曲 ヘ長調 Op.15-1
 夜想曲 ト短調 Op.15-3
 夜想曲 ロ長調 Op.32-1
 夜想曲 変イ長調 Op.32-2
 夜想曲 ト短調Op.37-1
 夜想曲 嬰ヘ短調 Op.48-2
 録音:1962年2月2日 ハンブルク(放送用セッション)

● ショパン:ポロネーズ 嬰ヘ短調 Op.44
 録音:1952年4月26日

● ショパン:ワルツ集
 変ニ長調 Op.64-1『小犬のワルツ』
 嬰ハ短調 Op.64-2
 変イ長調 Op.34-1『華麗なる円舞曲』
● シューマン:クライスレリアーナ Op.16
 録音:1955年9月9日  ハンブルク(放送用セッション)

● ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
● ソレール:ソナタ 嬰ヘ長調 R90
● ソレール:ソナタ 嬰ハ短調 R21
 録音:1968年5月5日 ベルリン(放送用セッション)

 ステファン・アスケナーゼ(ピアノ)

 モノラル録音
 簡易収納紙ケース

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Recommend Items