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Arturo Benedetti Michelangeli : Bern Recital 1975 -Beethoven, Debussy, Schubert (Stereo)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
SSS0187
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


全盛期のミケランジェリ、ベルン・リサイタル
1975年3月18日、ベルン放送スタジオ・ライヴ
技術を誇るスイス放送による高音質ステレオ録音!


【ライナーノートより】
「1975年3月18日に行われたこのコンサートは実はかつて、幾つかの形でプライヴェート盤が出ていた。ベートーヴェン作品とシューベルト作品は、DISCOCORPレーベル、ROCOCOレーベルからLPが出ていた。ドビュッシーの『映像』第1集から「ラモー賛」と『映像』第2集から「葉ずえを渡る鐘の音」の2曲がTHEATREレーベルからCDが出ていた。いずれも非正規な発売であり、音質も劣悪であった。
・ベートーヴェン
当ベルン・リサイタルでは、まるでミケランジェリ(ABM)が目の前で演奏してくれるかのような臨場感が心地良い。粒だった音色の美しさが素晴しい。滑らかな手の動きが目に見えるようだ。ABMの音色は極めて明るいものである。時としてベートーヴェン作品の演奏では、その明るさがベートーヴェンの持つ陰鬱さを減じているという非難もあった。ところがこの演奏を聴けば、明るい音色で暗を創造しているではないか。やはり、聴衆を前にした芸術家の生み出す演奏こそが真の芸術家の姿、真の演奏と言うべきであろう。
・ドビュッシー
ABMの技術の特徴に音の消え方がある。まるで人が息を引き取る瞬間に居合わせるようだ。その箇所がたまらなく美しい。そしてその様子をじっと見守る聴衆の姿まで目に浮かぶようである。
・シューベルト
ABMのDGへのスタジオ録音のレコードには、わざわざ60年以上前のピアノで演奏しているという注意書がある。ピアノに殊の外やかましかったABMのことだから、不本意であるという意味での記述ではないであろう。さて、このベルン・リサイタルのピアノはどんな音であろうか?それは聴いてのお楽しみとしておこう。」
 英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付き。(輸入元情報)

【収録情報】
『アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ/ベルン・リサイタル』


● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第12番変イ長調 op.26 [8:38/ 2:59/ 6:07/ 2:46]
● ドビュッシー:『映像』第2集より『葉ずえを渡る鐘の音』 [4:45]
● ドビュッシー:『映像』第1集より『ラモー賛』 [7:03]
● ドビュッシー:『映像』第1集より『水に映る影』 [5:15]
● シューベルト:ピアノ・ソナタ第4番イ短調 D.537 [10:51/ 9:10/ 5:04]

 アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ)

 録音時期:1975年3月18日
 録音場所:ベルン放送スタジオ
 録音方式:ステレオ(ライヴ)
 SRFスイス放送による収録

Customer Reviews

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放送スタジオでの収録ということだが、最初...

投稿日:2021/06/30 (水)

放送スタジオでの収録ということだが、最初の拍手からしてクリアそのもの。目の前で聴いているような臨場感がある。ベートーヴェンは、音の粒がプチプチとはじけるように鮮やかな音色。ダイナミズムも完璧。ドビュッシーは、一転異次元に連れ去られたのよう。音が明滅する様は表現のしようもないが、蛍の光りのようでもある。この音色はミケランジェリにしか出せないものだ。シューベルトは快活な演奏。胸のすく様なピアノの響きが堪能できる。絶品のライヴアルバムである。

Ichirokagawa さん | 香川県 | 不明

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