CD Import

Yu Kosuge : Four Elements Vol.1 -Water -Faure, Mendelssohn, Ravel, Takemitsu, Fujikura, etc

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
ORC100092
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

小菅 優、最新録音の登場!

ベートーヴェンやショパンを中心に、 力強いタッチと独自の感性に貫かれた演奏を聴かせる小菅 優。このアルバムは2017年から彼女が取り組んでいるコンサート・シリーズ「Four Elements(四元素:水・火・風・大地)」の第1作となる「水」をテーマにしたプログラムのスタジオ録音。
 川の流れ、雨、噴水など様々な姿に変化し、私たちの日常に溶け込む「水」は、多くの作曲家たちにもインスピレーションを与え、数多くの曲が作られています。小菅が選んだのはメンデルスゾーンとフォーレ、ショパンの舟歌や、武満 徹の『雨の樹素描』の他、ラヴェル、リスト、藤倉 大による多彩な水の形を描いた作品。彼女の演奏は繊細な感情表現と美しい音色で彩られています。アルバムを締めくくる曲はワーグナーの『トリスタンとイゾルデ』であり、これは大海の上で繰り広げられる壮絶な愛の物語ということで、やはり「水」はなくてはならない要素です。 (輸入元情報)

【収録情報】
● メンデルスゾーン:無言歌 嬰ヘ短調 Op.30-6『ヴェネツィアのゴンドラの歌 第2番』
● フォーレ:舟歌 第5番 嬰ヘ短調 Op.66
● メンデルスゾーン:無言歌 イ短調 Op.62-5『ヴェネツィアのゴンドラの歌 第3番』
● フォーレ:舟歌 第10番 イ短調 Op.104-2
● メンデルスゾーン:無言歌 ト短調 Op.19-6『ヴェネツィアのゴンドラの歌 第1番』
● フォーレ:舟歌 第11番 ト短調 Op.105
● ラヴェル:水の戯れ
● 藤倉 大:Waves
● ショパン:舟歌 嬰へ長調 Op.60
● 武満 徹:雨の樹素描 I
● 武満 徹:雨の樹素描 II〜オリヴィエ・メシアンの追憶に
● リスト:『巡礼の年』第3年より『エステ荘の噴水』 S.163-4
● リスト:バラード第2番ロ短調 S.171
● ワーグナー=リスト:『トリスタンとイゾルデ』よりイゾルデの愛の死


 小菅 優(ピアノ)

 録音時期:2018年5月8-10日
 録音場所:ベルリン、b-sharpスタジオ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
  あしかけ4年かけ「四元素」にまつわる...

投稿日:2019/10/22 (火)

  あしかけ4年かけ「四元素」にまつわる作品をプログラミングしたシリーズの第1弾。プログラムの面白さに惹かれ公演を聴きに行きたかったが都合つかずあきらめたがこうしてディスクになって一安心。こういった面白い着眼点から作られたディスクやコンサートがもっと増えたらよいと思う。小菅優のプログラミングの妙を評価していきたい。   「水」をテーマにしたディスクでは他にもH.GrimaudがDGレーベルからだした「WATER」が思い出される。両方聴いての感想としては、グリモーは水の変遷・水を取り巻く環境に視点があり、対する小菅優の本作は水に関連のある物語・歌を紡ぎだすことに視点が置かれている気がする。  両者ともに同じ曲(フォーレの「舟歌」、武満の「雨の樹 素描II」、リストの「エステ荘の噴水」、ラヴェル「水の戯れ」など。逆にグリモーが取り上げたヤナーチェクの「霧の中で」を小菅は四元素コンサートの第3作「風」(2019)で取り扱うところの違いが興味深い。)を扱っているので聴き比べも面白い。   このディスクでは「水の物語」として一連のストーリーができており、聴くほどにイマジネーションを掻き立てられる。水から連想される柔らかい流れるような演奏というよりは物語性を第一に個々にがっちりした構成感あり、次々に画面が変わっていく心地よさを感じる。  これから「火」「風」「大地」とシリーズ展開しやがて大きな叙事詩が出来上がる計算だが、今後を期待させる聴きごたえがある。

うーつん さん | 東京都 | 不明

3

Recommend Items