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Vladimir Horowitz The Video Collection (6DVD Limited)

User Review :4.5
(3)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
88697907209
Number of Discs
:
6
Aspect
:
Normal
Color
:
Colour
Format
:
DVD
Other
:
Import

Product Description

ヴラディーミル・ホロヴィッツ・ザ・ヴィデオ・コレクション(6DVD)
初回生産限定盤

類稀なるヴィルトゥオーゾ、20世紀最大のピアニスト、ヴラディーミル・ホロヴィッツ[1904-1989]の、1982年から1987年にかけてのさまざまな演奏を収録した6巻の映像作品を一つにまとめたボックス・セットがソニー・クラシカルから登場します。これまで複数のレーベルから発売されていた6種類の映像が一つにまとめられたのは今回が初めてで、その晩年のいわば最円熟期の演奏をたっぷりと味わうことが出来ます。
 ニューヨークの自宅、モスクワ、ウィーン、ミラノなどさまざまな会場での演奏シーンのみならず、本人やワンダ夫人へのインタビュー、リハーサル・シーンなども交えて制作されたこれらの映像は、この世紀の名ピアニストの本質を探る上で欠かせない貴重なドキュメントといえましょう。(SONY)

・DVD2「ホロヴィッツ・イン・ロンドン」は完全版としては世界初DVD化。
・DVD4「ホロヴィッツ・イン・ウィーン」は過去にユニバーサル・ミュージックより一度だけDVD化されていましたが長らく入手困難でした。
・音声は全編新規リマスタリング
・仕様:アマレイ・ボックス収納
・音声:リニアPCMおよびドルビーデジタル/ステレオ予定
・画面:4:3
・フォーマット:NTSC、カラー
・字幕:フランス語、ドイツ語
・総収録時間:8時間32分

【収録予定曲】
DVD1:『ホロヴィッツ・コンサート/ザ・ラスト・ロマンティック』
ドイツ・グラモフォンと初めて専属契約を結んだホロヴィッツがその最初の録音をニューヨークの自宅で行う際に収録されたドキュメンタリー。この録音は、しばらく演奏活動から遠ざかっていたホロヴィッツが完全に復調し、最晩年の充実した演奏を繰り広げるようになる端緒となりました。RCA時代からホロヴィッツの録音を手掛けてきたジャック・ファイファーのプロデュースで、収録が進められてゆく過程がホロヴィッツやワンダ夫人へのインタビューとともに描かれた名ドキュメンタリー。

・ピアノを選ぶホロヴィッツ
・バッハ〜ブゾーニ編:来たれ、異教徒の救い主よ
・ピアノの調整
・モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 K.330
・思い出話
・シューベルト:即興曲変イ長調 op.90-4
・演奏について
・ショパン:マズルカ第13番イ短調 op.17-4
・ショパンについて
・ショパン:スケルツォ第1番ロ短調 op.20
・モーツァルト、シューベルトについて
・リスト:コンソレーション第3番変ニ長調
・思い出話
・ラフマニノフ:前奏曲嬰ト短調 op.32-12
・シューマンについて
・シューマン:ノヴェレッテ ヘ長調 op.21-1
・スクリャービンについて
・スクリャービン:練習曲嬰ハ短調 op.2-1
・ショパンについて
・ショパン:ポロネーズ第6番変イ長調 op.53-6『英雄』
・モシュコフスキー:練習曲ヘ長調 op.72-6

 収録時期:1985年4月19日〜30日
 収録場所:ニューヨーク、ホロヴィッツ自宅

DVD2:『ホロヴィッツ・イン・ロンドン』
1982年5月、31年ぶりにヨーロッパに演奏旅行し、チャールズ皇太子の招待によってロンドンのロイヤル・フェスティヴァル・ホールで行われ、全世界に中継放映された演奏会の全演目を収録した映像。同時にRCAによる録音も行われ、演奏曲目の一部が「ホロヴィッツ・イン・ロンドン」としてLP発売され、ベストセラーを記録した(RCAへの最後の録音となった)のみならず、映像がVHSやベータマックス・テープで発売され、ホロヴィッツにとって初の映像ソフトとなりました。

・D.スカルラッティ:ソナタ 変イ長調 K.127, L.186
・D.スカルラッティ:ソナタ ヘ短調 K.466, L.118
・D.スカルラッティ:ソナタ ヘ短調 K.184, L.189
・D.スカルラッティ:ソナタ イ長調 K.101, L.494
・D.スカルラッティ:ソナタ ロ短調 K.87, L.33
・D.スカルラッティ:ソナタ ホ長調 K.135, L.224
・ショパン:幻想ポロネーズ変イ長調 op.61
・ショパン:バラード第1番ト短調 op.23
・ホロヴィッツ、ホロヴィッツを語る 1
・ホロヴィッツ、ホロヴィッツを語る 2
・シューマン:子供の情景 op.15
・ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 op.36
・ショパン:ワルツ第9番変イ長調 op.69-1『別れのワルツ』

 収録時期:1982年5月22日
 収録場所:ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ)

DVD3:『ホロヴィッツ・イン・モスクワ』
1986年4月、61年ぶりに故国ソ連を訪れ、2週間滞在したホロヴィッツはモスクワとレニングラードでリサイタルを行いまし。そのうち全世界に中継放映され、ドイツ・グラモフォンからレコード化されたモスクワ音楽院のリサイタルの全演目を収めた映像で、ホロヴィッツへのインタビューやドキュメンタリー映像も含まれています。

・D.スカルラッティ:ソナタ ロ短調 K.87, L.33
・D.スカルラッティ:ソナタ ホ長調 K.380, L.23
・D.スカルラッティ:ソナタ ホ長調 K.135, L.224
・モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 K.330
・ラフマニノフ:前奏曲ト長調 op.32-5
・ラフマニノフ:前奏曲嬰ト短調 op.32-12
・スクリャービン:練習曲嬰ハ短調 op.2-1
・スクリャービン:練習曲嬰ニ短調 op.8-12
・シューベルト:即興曲変ロ短調 op.142-3
・シューベルト〜リスト編:ウィーンの夜会第6番イ長調
・リスト:ペトラルカのソネット第104番ホ短調
・ショパン:マズルカ第21番嬰ハ短調 op.30-4
・ショパン:マズルカ第7番ヘ短調 op.7-3
・ショパン:ポロネーズ第6番変イ長調 op.53-6『英雄』
・シューマン:子供の情景〜トロイメライ
・モシュコフスキー:火花 op.36-6

 収録時期:1986年4月18日&20日
 収録場所:モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)

DVD4:『ホロヴィッツ・イン・ウィーン』
1987年5月、50年ぶりにウィーンのムジークフェラインザールで行ったソロ・リサイタルの全演目を収録した映像。この約3週間後、6月21日のハンブルクでのリサイタルが生涯最後の公演となったため、ホロヴッツのライヴ映像としてはほぼ最後の記録と位置付けられる貴重なものです。

・モーツァルト:ロンド ニ長調 K.485
・モーツァルト:ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調 K.333
・シューベルト:即興曲変ト長調 D.899-3
・シューベルト〜リスト編:ウィーンの夜会第6番イ長調
・シューマン:子供の情景 op.15
・ショパン:マズルカ第25番ロ短調 op.33-4
・ショパン:ポロネーズ第6番変イ長調 op.53-6『英雄』
・リスト:コンソレーション第3番変ニ長調
・シューベルト:楽興の時第3番ヘ短調 D.780-3
・モシュコフスキー:火花 op.36-6

 収録時期:1987年5月31日
 収録場所:ウィーン、ムジークフェラインザール(ライヴ)

DVD5:『ホロヴィッツ・プレイズ・モーツァルト』
1987年3月、生涯初のモーツァルトのピアノ協奏曲の録音をドイツ・グラモフォンに行った時のセッションの模様を追ったドキュメンタリー。共演は名匠ジュリーニ指揮するミラノ・スカラ座管弦楽団。録音会場で行われたジャーナリストへの記者会見の模様も収められています。

モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488
共演:カルロ・マリア・ジュリーニ指揮、ミラノ・スカラ座管弦楽団

・イントロダクション−録音開始まで
・第1楽章の録音セッション
・録音会場でのインタビュー
・第2楽章の録音セッション
・スタッフとの会話
・プレイバック、コントロール・ルームにて
・第3楽章の録音セッションの一部
・第3楽章の録音セッション
・ジュリーニ、楽団員、夫人との会話

 収録時期:1987年3月
 収録場所:ミラノ、アバネラ・スタジオ

DVD6:ドキュメンタリー『ホロヴィッツの想い出』
ホロヴィッツの没後に制作されたドキュメンタリーで、ホロヴィッツとワンダ夫人のさまざまなインタビューとホロヴィッツの演奏を織り交ぜてその生涯をたどるドキュメンタリー。演奏シーンはさまざまな映像作品から取られていますが、特筆すべきは1974年に自宅で収録されたスクリャービン『焔に向かって』とショパン『序奏とロンド』の全曲演奏映像です。

・ラフマニノフ:前奏曲第23番嬰ト短調 op.23-12
・スクリャービン:練習曲嬰ハ短調 op.2-1
・スクリャービン:詩曲『焔に向かって』 op.72
・シューマン:子供の情景 op.15〜トロイメライ
・ショパン:序奏とロンド 変ホ長調 op.16、他

 収録時期:1974年〜1993年

 ヴラディーミル・ホロヴィッツ(ピアノ)

Track List   

Disc   1

  • 01. Vladimir Horowitz The Last Romantic

Disc   2

  • 01. Horowitz in London

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Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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ホロヴィッツの人となりに接することのでき...

投稿日:2012/04/20 (金)

ホロヴィッツの人となりに接することのできる6枚組。ただし,商品説明に「特筆すべきは…『序奏とロンド』」とある,1974年の演奏は含まれていない。感動的な演奏であるだけに,この映像は是非とも含めて欲しかった。 1982年のロンドンの演奏を「目玉」・「見所」としているレビューに,私は全く同意できない。そこに見られるホロヴィッツは,翌83年来日時の不調を予感させる絶不調な状態で,あのように髪を乱して老けた表情をしているホロヴィッツは来日時のNHK映像以外には見たことがないほど。スカルラッティではミスを連発し,ショパンでも全くホロヴィッツらしさが出ていない。むしろ,見所は,83年の来日後,演奏活動から引退したホロヴィッツが見事なカムバックを果たすきっかけになった「ホロヴィッツ・ザ・ラスト・ロマンティック」であろう。83年来日の悲劇をもたらした精神科医(このやぶ医者の精神薬大量投与が82〜83年の不調の最大の原因だった)と訣別し,最晩年をもう一度栄光で飾るためアルコールも一切絶ったというホロヴィッツ。音楽家として見事に舞台に帰って来た一人の老巨匠の姿を捉えた素晴らしい作品である。86年の「モスクワ」も絶品。「モーツァルト」のホロヴィッツの茶目っ気たっぷりな指揮ぶりや,演奏を終えた後の笑顔も忘れられない(演奏はかなり濃厚な味付けで好みは分かれるであろうが)。 画質・音質は過去のDVDから向上しているように思われない。また,78年ゴールデン・ジュビリーのラフマニノフ協奏曲3番や,68年カーネギーホールの映像が含まれていないのも残念。くれぐれも82年ロンドンからはご覧にならないでください。お薦めは,「ザ・ラスト・ロマンティック」→「モスクワ」→「想い出」→「モーツァルト」→「ウィーン」。ここでやめてもいいけど,不調のホロヴィッツを見てもこの音楽家を正しく評価する自信がある方のみ→「ロンドン」でしょうか。

ぷぅすけ さん | 北海道 | 不明

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20世紀を生き抜いたピアニストの歴史として...

投稿日:2012/02/04 (土)

20世紀を生き抜いたピアニストの歴史として貴重な映像。VHSやBS放送の映像まで観たマニアでないので、ダブリはホロヴィッツ・イン・モスクワだけ。 『ひびの入った骨董品』という批評が有名だが、映像の時代が半世紀早く到来してたら違う評価になった気もする。ドキュメンタリー映像が面白い。ワンダ夫人のオーラが凄く、トスカニーニの愛娘と知り妙に納得。『英雄』を弾き終わった後のドヤ顔に人間臭さも垣間見える。目玉のロンドン映像、チャールズ皇太子夫妻にオーラは全くない(笑)。本当に安いが、日本語字幕と解説を付けたら、3倍位の値段になるんだろうな・・・。

燕の巣 さん | 静岡県 | 不明

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目玉は1982年のHorowitz in London.吉田秀...

投稿日:2012/01/22 (日)

目玉は1982年のHorowitz in London.吉田秀和氏が骨董品のひびに例えた初来日以前のまともな彼の演奏を全編にわたって楽しめます。そうなるとHorowitz on TV,Horowitz in White Houseの映像が出現することを祈ります。

なかのも さん | 東京都 | 不明

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