SACD Import

Tippett Piano Concerto, Britten Diversions, Walton Sinfonia Concertante : Clare Hammond(P)George Vas / BBC Symphony Orchestra (Hybrid)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
BIS2604
Number of Discs
:
1
Label
:
Bis
Format
:
SACD
Other
:
Hybrid Disc,Import

Product Description


ティペット:ピアノ協奏曲、ブリテン:ディヴァーションズ、ウォルトン:協奏交響曲

このアルバムは20世紀半ばのイギリスにおける協奏曲の新しい姿を映し出しています。
 ウィリアム・ウォルトン[1902-1983]の『シンフォニア・コンチェルタンテ』は、当初バレエ音楽として構想されましたがディアギレフに却下されたため、友人のコンスタント・ランバートの提案で演奏会用作品として改作されました。ストラヴィンスキーやプーランクなどの影響が感じられながらも、ウォルトン自身の個人的なスタイルが確立された、初期の重要な作品とされています。
 ベンジャミン・ブリテン[1913-1976]の『ディヴァージョンズ』は、第一次大戦で右腕を失った左手のピアニスト、パウル・ヴィトゲンシュタインの委嘱作品。変奏曲形式で書かれており、変奏ごとに異なる技巧を探求しています。
 マイケル・ティペット[1905-1998]の『ピアノ協奏曲』は、ギーゼキングが演奏するベートーヴェン第4番の協奏曲に触発され、技巧誇示ではなく抒情的な旋律を探求した作品です。豊かな対位法、輝く響きが特徴で、ときおりルネサンス期のマドリガル作曲家の影響も見られます。
 クレア・ハモンドはグラモフォン誌やタイムズ紙から絶賛される実力派ピアニストで、2016年にはロイヤル・フィルハーモニック協会ヤング・アーティスト賞を受賞しました。BBCプロムスやベルリン、モントリオールでのデビュー以来、国際的な舞台で活躍を続けています。現代音楽を重要なレパートリーとし、50作以上の世界初演を行い、20作以上の初演作品を録音しています。(輸入元情報)

【収録情報】
1. ウォルトン:協奏交響曲(1927 rev.1943)
〜 管弦楽とピアノ・オブリガートのために
2. ブリテン:ディヴァージョンズ Op.21(1940 rev.1954)〜左手のピアノと管弦楽のために
3. ティペット:ピアノ協奏曲(1953-55)

 クレア・ハモンド
(ピアノ/Steinway D)
 BBC交響楽団
 ジョージ・ヴァス
(指揮)

 録音時期:2024年3月11,12日(1,3)、7月9日(2)
 録音場所:ロンドン、BBCメイダ・ヴェール・スタジオ MV1
 録音方式:ステレオ(DSD)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND

Customer Reviews

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同じイギリスとはいえ、異なるタイプの作品...

投稿日:2025/10/15 (水)

同じイギリスとはいえ、異なるタイプの作品を充実した音で聞かせる。独奏ピアノも音域が豊で、オーケストラも音に深みがあり多彩な表現を見せ、時間がすぐに過ぎれ行く。

げたんは さん | 鹿児島県 | 不明

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