世界を舞台に活躍するピアニスト、福間洸太朗。
彼の人生とリンクした「フランスのロマンス」をベヒシュタインの美しい響きで!
【印象派からシャンソンまで フランスリリシズムの奥義】
「このアルバムは、単に自分の好きなフランス音楽の小品を集めたわけではありません。私のピアノ人生にとって欠かせない出来事とリンクした作品がちりばめられており、そのすべてをここで語ることができないのが惜しまれるほどです。」〜ブックレット序文より
入念に考えられたアルバム・コンセプトに沿って選ばれた一連の曲は、心地よい流れに乗り聴き手の心を満たします。
文字通り夢心地の雰囲気溢れる『夢』、ためらいがちに始まりながら少しずつ親しさを増していく『レントより遅く』、そして柔和で流麗なフォーレを経て、ラヴェルの『亡き王女のためのパヴァーヌ』で一息ついたあと、最初のクライマックスともいえる『ラ・ヴァルス』の音の奔流! 小粋なサティ、プーランクからアルバムの白眉ともいえるアレクシス・ワイセンベルクの『シャルル・トレネによる6つの歌の編曲』、最後は名曲『聞かせてよ、愛の言葉を』で余韻を残してそっと消えていく・・・。音楽性、技術の粋が結実した珠玉の演奏をじっくりとお聴きください。
各曲を彩るベヒシュタインの深みのある音色も聴きどころ。録音の素晴らしさも相俟って、聴き手を「福間洸太朗の内なる世界」へといざなってくれます。
ブックレットには福間洸太朗自身による楽曲解説を収録。(販売元情報)
【収録情報】
● ドビュッシー:夢
● ドビュッシー:レントより遅く
● フォーレ:8つの小品 Op.84より(第5番「即興曲」、第8番「ノクターン」)
● フォーレ:3つの無言歌 Op.17(第1番変イ長調、第2番イ短調、第3番変イ長調)
● ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
● ラヴェル:ラ・ヴァルス(福間洸太朗編)
● サティ:ジムノペディ第1番
● サティ:ジュ・トゥ・ヴ(福間洸太朗編)
● プーランク:即興曲第15番『エディット・ピアフを讃えて』
● プーランク:3つのノヴェレッテ
● ワイセンベルク:シャルル・トレネによる6つの歌の編曲(街角、あなたは馬を忘れた、パリの四月、ブン!、去り行く君、メニルモンタン)
● ジャン・ルノワール:聞かせてよ、愛の言葉を(福間洸太朗編)
福間洸太朗(ピアノ/ベヒシュタイン C・Bechstein D-280)
録音時期:2018年11月28-30日
録音場所:新潟県柏崎市文化会館アルフォーレ
録音方式:ステレオ(24bit/352.8kHz DXD/セッション)
ディレクター&レコーディング・エンジニア:武藤 敏樹(アールアンフィニ)
アシスタント:エンジニア:小島 幸雄
ポストプロダクション・エンジニア:川波 惇
24bit/352.8kHz DXDマスター