"Jakob Gimpel : Liszt, Chopin, Scriabin, Mendelssohn (1956, 61)"

ヤコブ・ギンペル／リスト、ショパン、スクリャービン

ヤコブ・ギンペル[1906-1989]は、当時のガリツィア・ロドメリア王国（オーストリア＝ハンガリー帝国の支配下にあった）の首都レンベルク（現ウクライナのリヴィウ）に生まれたポーランド系のピアニスト。５歳下の弟ブロニスワフ・ギンペルは高名なヴァイオリニスト。1920、1930年代にはヨーロッパで幅広い人気を得ましたが、第二次世界大戦を避けて1938年に米国に移住、ロサンゼルスに腰を据え、1971年から1986年までカリフォルニア州立大学ノースリッジ校の教授を務めました。得意としていたショパンが中心のプログラムです。（TOBU）

【収録情報】
● リスト：ハンガリー狂詩曲第12番嬰ハ短調 S.244-12
● ショパン：アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ Op.22
● ショパン：即興曲 嬰ヘ長調 Op.36
● ショパン：練習曲 イ短調 Op.25-11『木枯らし』
● ショパン：マズルカ 変イ長調 Op.50-2
● ショパン：マズルカ 嬰ハ短調 Op.63-3
● ショパン：スケルツォ ロ短調 Op.20
● スクリャービン：ピアノ・ソナタ第5番 Op.53

　録音時期：1956年2月22日
　録音場所：シュトゥットガルト、クローネ

● ショパン：スケルツォ 変ロ短調 Op.31
● メンデルスゾーン：無言歌 嬰ヘ短調 Op.67-2『失われた幻想』

　録音時期：1961年10月6日
　録音場所：フランクフルト、Raum 3

　ヤコブ・ギンペル（ピアノ）

　録音方式：モノラル（放送用セッション）