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ミセス・ハリス、モスクワへ行く 4 角川文庫

Paul Gallico

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041142882
ISBN 10 : 4041142881
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アラカン(60歳すぎ)の家政婦さん、ロシアでスパイ容疑をかけられる!?

KGB相手におばさん二人でどう戦う?(@@;)

何歳(ルビ:いくつ)になっても夢をあきらめない、奇跡と勇気の物語! シリーズ完結編!!

米ソ冷戦時代のロンドン。家政婦のハリスおばさんは、モスクワ旅行の富くじを当てる。ロシアなんて危険な国に行くの!? と嫌がる親友バターフィルドを力技で同伴させ、いざ出発! 実は、おばさんには秘密の計画があった。ある手紙をロシア人女性に渡すのだ。それは、国の違いに引きさかれた、若い恋人たちのロマンスのためだった。なのに、なぜかKGBにスパイ容疑をかけられ、とんでもないことに! 涙と笑いの大人気シリーズ完結編!

※本書は、1982年11月に刊行された『ハリスおばさんモスクワへ行く』(講談社文庫)を、現代向けに加筆修正し、角川文庫化したものです。原題:MRS HARRIS GOES TO MOSCOW

【絶賛の声】
「ミセス・ハリスはフィクションの偉大な創造物のひとつであり、彼女と知り合いだと感じるほどリアルで、本当に不思議な存在だ。彼女の魅力は尽きない」(ジュスティーヌ・ピカルディ)

「ギャリコの魔法に屈しないことはほとんど不可能だ」(タイムズ・リテラリー・サプリメント)

【著者紹介】
ポール・ギャリコ : 1897年、ニューヨーク生まれ。コロンビア大学卒。デイリー・ニューズ社でスポーツ編集者、コラムニスト、編集長補佐として活躍。退社後、英デボンシャーのサルコムの丘に家を買い、グレートデン犬と23匹の猫と暮らす。1941年に第二次世界大戦を題材とした『スノーグース』が世界的なベストセラーとなる。1945年にアメリカ軍の従軍記者に。その後モナコで暮らし、海釣りを愛した。生涯40冊以上の本を書いたが、そのうち4冊がミセス・ハリスの物語だった。1976年没

遠藤みえ子 : 作家。東京女子大学卒。『あじさい寮物語』他著書多数。第5回小川未明文学賞、第72回小学館児童出版文化賞受賞

亀山龍樹 : 1922年佐賀県生まれ。東京帝国大学文学部印度哲学科卒。戦後、英米児童文学の翻訳や創作を多数発表。1980年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ゆのん

    【シリーズ4作目】大好きなシリーズも最後の1冊。愛すべきハリスおばさん、今回はモスクワへ。お供はもちろん親友・バターフィルドおばさん。おばさんの目的はお客さんのロマンスを叶える為。他人の為に懸命になるおばさんの勇気と愛情、行動力にワクワクしながら読んだ。不可能だと思われる事に挑んでいくおばさんに『あきらめたら何も始まらない』と勇気を貰える。おばさん1人の力ではなく、おばさんを慕う人々の尽力も大きいのは、やはりおばさんの日頃の言動と、その根底にある善良さなのだろう。シリーズ全4作。とても楽しく読めた。

  • アオイトリ

    シリーズ4作目) カラーテレビがほしいハリスおばさんと毛皮のコートがほしいバターフィールドおばさん。寡婦の倹しい暮らしではなかなか手が届きません。そんなとき、籤に当たってモスクワ旅行へ!ロンドンとモスクワに引き裂かれた恋人たちの応援をしたい真意とは裏腹に、彼女にスパイ容疑がかけられます。冷戦から緊張緩和へ移行する70年代、スパイやKGBが活躍したり、諜報活動の滑稽さがシニカルに描かれたり、ちょっと複雑なストーリーも楽しめました。ハリスおばさんの真心は健在です。

  • ごへいもち

    このぐらいのファンタジーがのんびりしていていいな

  • ムーミン2号

    ミセス・ハリス・シリーズの第4巻にして最終巻。今度はハリスさんはモスクワへ行く。出版当時(1974年)は冷戦時代で、自由主義社会からみた社会主義国家の変テコリンが多少オーバー目だろうと思われる誇張で描かれている。そのことはさて置いて、可能性0を100に転じるギャリコ魔術を堪能するに如かずで、面白く、楽しく読むことができる物語だ。キーワードは「トイレットペーパー」とだけ記しておいて、お話は読んでのお楽しみ、ということで・・・。

  • 霧雨

    ハリスおばさんが我が家にもお掃除に来てくれたら良いのに。勤勉で善良、素朴なのに妙に真理に通じている頼もしさ。地に足のついた人生なのに、ふっとモスクワ行っちゃえる軽さが最高。ハリスおばさんのように年を取りたいものだ。

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