ロカビリーっぽいサウンドもあれば、RCA時代のカントリ・ポップもあり、彼女の魅力満載。

1963年、飛行機事故でわずか30歳の若い命を散らしたパッツィの、カントリーはもちろん、ポップス、ジャズのスタンダード曲集です。いずれもすばらしい熱唱です。カントリーのキーワードでもある、Heartachesに惹かれています。一貫した彼女の唱法が、後のカントリー女性ボーカリストの方向性を決定づけたといっても過言ではないでしょう。それは、今日でも彼女の生まれ変わりを自認する歌手の多さからも、推測できます。

ギターの音色が発表年代の割に洗練されているような気がする。ロックっぽいものに限ってだけど。