ただただ，パトリシアの世界へどんどん惹き込まれていく……。シカゴ・ジャズに触れた経験はありませんでしたが，フランスでのライヴを収録したこともあり，洒落た雰囲気が漂っています。彼女の声，バックの演奏，観衆のざわめき。ライヴ盤として，すばらしい１枚です。これを機に，シカゴの勉強をしたくなりました。

僕はジャズボーカルを選ぶ基準として一番思っていることは声です。この人の声はなんだか深くダークな感じでそれでいて温もりが伝わってくる。そしてかなり今までとは違ったジャズしてる。他の作品はこのアルバムには全く及ばない、僕は聞かない。ナイトクラブがすご〜く良いから。

久方振りの前を向いたjazzvocalです。もう心地よいだけの後ろ向きなラウンジジャズを聴いてる場合じゃないでしょう。とにかこ聴いているだけで頭がシャッキリしてくるアルバムです。

すばらしい。ジャズの範疇を超えた傑作。淡白と妖艶を足して２で割った感じ。他のアルバムもそうなのでしょうか？誰か教えて！