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お江戸でごさる

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101149202
ISBN 10 : 4101149208
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本中にお江戸ブームを浸透させたNHK人気番組の名物コーナーがついに文庫化。「瓦版」「浮世絵」「花魁」「戯作者」「相撲」「花見」「蕎麦」「豆腐」「富くじ」など、江戸の庶民の日常が手に取るようにわかる。日向子さんは、江戸の街角からこちらに語りかけているからだ。幽霊と共に生き、娯楽を愛し、かかあ天下だった世界都市・お江戸の最良のハンドブック。著者イラスト入り。

目次 : 第1章 私たちの文化と江戸の文化(瓦版―現代の「大衆雑誌」/ 浮世絵―現代の「テレビ」 ほか)/ 第2章 今も残っている江戸の風景(花火/ 朝顔 ほか)/ 第3章 私たちの暮らしと江戸の暮らし(駕篭―現代の「タクシー」/ 岡っ引き・御用聞き―現代の「防犯組織」 ほか)/ 第4章 これぞ、「お江戸」でござる(お化け・幽霊/ お地蔵さん ほか)/ 第5章 よみがえらせたい江戸の知恵(リサイクル/ 大家の活躍/ 森林資源の利用法/ ボランティア)/ 第6章 江戸はこんなに進んでいた(水道/ 学校/ 旅行/ 花)

【著者紹介】
杉浦日向子 : 1958‐2005。東京生れ。文筆家。「通言室乃梅」で漫画家としてデビュー。以来、一貫して江戸風俗を題材にした作品を描き、1984(昭和59)年『合葬』で日本漫画家協会賞優秀賞、’88年『風流江戸雀』で文藝春秋漫画賞を受賞。エッセイストとしての著書も多いが、『ごくらくちんみ』『4時のオヤツ』では小説家としても腕の冴えを見せた。2005(平成17)年7月、下咽頭がんのため46歳で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 優希

    江戸に生まれたかったと思いました。江戸の庶民の日常が手に取るように伝わってきます。江戸時代から語られているような様々な風景はとても豊かで、現代にはない景色が広がっていました。江戸に実際に住んでいたかのように語られるので、読んでいてワクワクします。お江戸ハンドブックとして最高で楽しい本でした。

  • Shinji Hyodo

    「ああ、早く江戸になればいい」いみじくも杉浦さんの述べたこの一言に江戸愛が詰まっているのですねぇ〜(^^)2世紀半続いた江戸の暮らしや風物を細かく解りやすく学ぶ事が出来ました。これまで私の江戸に関する情報と言えば主に宇江佐さんの物語から得る事がほとんどで(今読んでいるのも「寂しい写楽」ですが)その時代考証の素晴らしさも改めて認識する事が出来ました。しかし、杉浦さんも鬼籍の人なのですね…残念です´д` ;

  • kinkin

    ずいぶん前に読んだ本の再読。江戸の生活をとてもわかりやすく書いてある。今に比べれば電気も大きなエネルギーもない時代だが、書いてある内容からは当時の江戸は暮らしにくいところではなかったようだ。頭を働かせばいつでもベンチャービジネスや小さな思いつきが商売につながったようだ。その日その日がなんとか食べられたらよしとする世の中。宵越しの是には持たないという由縁はここにあるようだ。お金を蓄えても先行きが不安で過ごす現代、江戸の暮らしが羨ましい気もする。

  • kinupon

    江戸情緒たっぷりの本です。一般庶民の江戸が見えてきます。

  • まーしゃ

    『珍』『奇』『怪』は江戸っ子の心を掴むキーワードで珍しく、奇をてらった、怪しげなところのあるのが喜ばれる。粋な話だ。スッカリ江戸時代にタイムスリップして来ました。1番のビックリは『ありんす言葉』と言われるもの… それは各見世によって違うという事… 吉原共通のありんす言葉があると思ってた。この一冊は手元に置いておきたい、そして実際のNHKの『お江戸でござる』を観てみたかった。

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