Paganini (1782-1840)
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Paganini (1782-1840) Review List

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161Reviews
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  • 両方の楽器に秀でた作曲者ならではの作品である。カン...

    Posted Date:2025/11/07

    両方の楽器に秀でた作曲者ならではの作品である。カンタービレにあふれうっとりと聞いてしまう。とても良いアンサンブルであると感じた。

    げたんは .

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  • ヴァイオリン自体でも難曲とされるこの作品を、左手は...

    Posted Date:2025/02/22

    ヴァイオリン自体でも難曲とされるこの作品を、左手はともかく、右手に弓を持たない奏法でしかも、音楽的に違和感のない演奏に感動すら覚える。マンドリンの音がささやくようで、ゆったりとした時間を過ごすことができる。

    げたんは .

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  • 興味深々で聞き進んだが、単に技巧の切れだけでなく、...

    Posted Date:2025/02/17

    興味深々で聞き進んだが、単に技巧の切れだけでなく、非常に音楽的にこなれており、納得させられるものであった。カプリースでは、各曲の持ち味が的確に弾き分けられている。他の曲も聞きごたえがあり、非凡な奏者であると思う。

    げたんは .

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  • 庄司紗矢香の1番の演奏、録音共に全く平板なCDを聴い...

    Posted Date:2024/11/21

    庄司紗矢香の1番の演奏、録音共に全く平板なCDを聴いて、すっかり興ざめしたのでこのアッカルドを聴いてみた。庄司はまだ若く未熟という印象を強く持った。このアッカルドのほうが技術的にも音楽的にもずっと曲を彫り下げているのが分かる。オケ、ソロともにこちらが上で、指揮のデュトワとメーターでは勝負にならないほどデュトワが良い。

    robin .

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  • ひさびさにハズレ盤を買ってしまいました。期待してい...

    Posted Date:2024/06/23

    ひさびさにハズレ盤を買ってしまいました。期待していましたが、音大生のほうが上手に弾くんではないかのレベルです。キング関口台スタジオの残響無しの場所を何故選んだのでしょう。デッドなオンマイク録音なので演奏の粗まで聴こえてしまっています。まあ2枚組なのでスピード勝負ではないと思っていましたけど。これで4000円、涙がてます。ミドリ、神尾真由子には遠く及びません。

    モス . |50year

    2
  • コルネリア・ヴァシレについて、覚えていることと言え...

    Posted Date:2024/06/20

    コルネリア・ヴァシレについて、覚えていることと言えば、まずジュゼッペ・ガセッタなる人物が1931年に録音したとされるニコロ・パガニーニのカプリースの抜粋が、彼女の録音を加工したものだと看破されたという話。この話とて、もう10年以上前の話である。ジョイス・ハットー・スキャンダル(ピアニストのジョイス・ハットーの夫が、自社レーベルのコンテンツのために、妻の名義を使って他社の録音を加工して販売していた事件)のヴァイオリン版として面白がられた。ガセッタ・スキャンダル自体はヴァシレの生前に発覚したらしいが、ガセッタが2008年に急逝し、ヴァシレも2010年にミュンヘンで人知れず没したことで、この事件の騒動は沈静化している。ヴァシレ自身も、ガセッタのCDが出た同じころに、ルーマニアのエレクトレコードからパガニーニのカプリースの全24曲のCDをリリースしたらしいが、こちらは全く話題にならず、私がその存在を知ってオーダーをかけた時には、もう廃盤だった。 ヴァシレは、1970年にドイツ・グラモフォンから期待の新人として1枚のレコードを出したが、国内盤(そのレコードでは「コルネリア・ヴァジーレ」と表記)でもある程度流通していて、そこに記載されているヴァシレの説明が、日本語で読める彼女の身元確かな情報ではなかったか。ガセッタ・スキャンダルで用いられた元々の録音は、そのレコードに収録されているカプリースの抜粋だったというわけだ。レコード・コレクターの中には、先に上げたヴァシレのカプリース全24曲のCDの初出レコードを持っていることを自慢する人もいたし、クルト・グラウンケと彼のオーケストラのレコードの共演者として彼女の名前を見つけ出して悦に入る人もいた。そんなコレクターを持っている人の中には、どこから仕入れたのか、彼女に纏わる話を教えてくれた人もいたことを思い出す。1973年にジェノヴァのパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールに出場してファイナルまで残れず、自殺未遂を起こして経歴にミソがついたとか、グラウンケのオーケストラに雇われたけれど無断欠勤を繰り返して社会人としての信用を失ったとか、それで世を儚んで自ら命を絶った(この話を聞いた時は、彼女は存命だったようだ)とか、そういう、彼女を友達にしたらえらい目に遭いそうな話ばかりが記憶に残るが、今となってはどれも本当か嘘か、分かったものではない。まぁ、そんなヴァイオリニストだから、再評価の芽は出てこないと思っていたのだが、こうして彼女の録音が曲がりなりにもフィジカル・メディアとして購入できるようになるとは、時代も変わったものだと実感する。 ライン・クラシックスは、彼女に稽古をつけたことのあるイヴリー・ギトリスがナタン・ミルシテインやヘンリク・シェリングを引き合いに出して「彼ら二人が力を合わせても彼女に敵うまい」と絶賛したという話で、彼女のイメージ・アップを図っているが、ドイツ・グラモフォンの国内盤LPが出たときの「ヴァイオリンのアルゲリッチ」というキャッチ・コピーも効果的なのではないか。 収録されているのは、ハインツ・ヴァルベルクの指揮する北ドイツ放送交響楽団と共演したパガニーニのヴァイオリン協奏曲No.2と、カプリースNo.1,4,5,9,11,13&24。ヴァルベルクと共演した協奏曲は1969年12月20日から翌日にかけて北ドイツ放送の第10スタジオで行われた録音。カプリースの選集は1970年1月21日に同じ第10スタジオで行われた録音。”Live in Studio”とのことだが、演奏終了後の拍手は一切ない。 ギトリスの絶賛したヴァイオリニストということで、ギトリスを彷彿とさせる演奏が聴けるのかと期待すると、当てが外れる。カプリースの選集で聴くことのできる演奏の印象は、ルッジェーロ・リッチやサルヴァトーレ・アッカルドより手堅い印象。アクロバティックなフレーズも、アレクサンドル・マルコフみたいな曲芸志向と距離を置き、技巧的な弱さを一切感じさせることなく、楷書体で弾き切ってしまう。アスリート的な達成感や爽快感もさほど感じられず、どういう音の並びになっているか分解清掃して弾き方の学習教材にしてやろうというような教条的なところもない。ただただ無心に曲と向き合うようなヴァシレの奏楽に、何か快・不快の一つ上の概念と接して高僧と穏やかに問答をしているような感覚になってしまう。なんだかんだでうんざりすることなく、最後まで聴けてしまった。 カプリース選集の前に収録されている協奏曲録音も、技巧的卓越性でオーケストラを出し抜こうという野心が感じられないのが不思議。スリルより確実性を取ったような無理のないテンポ設定は、ギトリスがヴァシレを絶賛する際に引き合いに出したシェリングを彷彿とさせるが、シェリングよりも表現の肌理が細かい。表現の意外性よりも妥当性を重視したような丁寧な独奏は、非の打ちどころを探そうとする聴き手を、非の打ちどころの探索がどうでもよくなるような心持に刺せるような力があるような気がする。

    窓際平社員 .

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  • メジャーレーベルから定番の曲の録音を出すのだから当...

    Posted Date:2022/10/23

    メジャーレーベルから定番の曲の録音を出すのだから当然ではあるのだが、難曲を易々と弾きこなす。女流バイオリニストではあるもののなかなか力強い。あまり特殊な解釈というようなこともなく、基本的に直球勝負の演奏である。録音はDECCAサウンドという感じで鮮明。

    saitaman .

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  • 1833年製作のヴァイオリン「シヴォリ」という楽器の素...

    Posted Date:2022/05/12

    1833年製作のヴァイオリン「シヴォリ」という楽器の素晴らしく美しい音が存分に堪能できます(実際の音と同じかどうかはわかりませんが)。ミラスの演奏は洗練されたスタイルとテクニックで楽しめますが、クセがありますので人によっては「ちょっとなぁ...」ということもあるかと思います。

    jin .

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  • さすがにパガニーニ全集だけあって、ヴァイオリンはよ...

    Posted Date:2022/02/14

    さすがにパガニーニ全集だけあって、ヴァイオリンはよく鳴っています。ヴァイオリン協奏曲を弾いているマッシモ・クアルタさんの音は、明るくのびやかです。24の奇想曲を弾いているのは、先日ブロムシュテット指揮のN響でブラームスのヴァイオリン協奏曲を弾いていたレオニダス・カヴァコスさんです。(この録音は30年も前なので若い。もう1枚、73年録音のルッジェーロ・リッチさんが弾く24の奇想曲もあります。)カヴァコスさんは鬼気迫る演奏ですが、その上を行っているのがそのつぎのステファン・ミレンコヴィチさんです。やりたい放題という弾きっぷりです。ギター四重奏4枚、ヴァイオリンとギター9枚(通常ならピアノ伴奏のところをギターでやっている)、ソロギターも4枚あるのでギターも満喫できます。ヴァイオリンにくらべるとギターは普通に爽やかです。全体的に音もよく、はまるボックスだと思います。全ディスク良好です。欠点はやはり、ペラペラの紙ジャケです。

    懐かしいデキシー河をくだって .

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  • アルゼンチン出身でウィーンで活躍したヴァイオリニス...

    Posted Date:2021/12/09

    アルゼンチン出身でウィーンで活躍したヴァイオリニスト、リカルド・オドノポソフ。 イザイ・コンクールではダヴィッド・オイストラフの一位に次いで二位という成績を残し、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサート・マスターを務めた人物ですが、録音は主にマイナー系のレーベルに残したせいでこんにちでは知る人ぞ知るヴァイオリニストとなっています。 しかし、確かなテクニックと豊かな歌心溢れるヴァイオリンは非常に個性的と言えます。 このCDはジャンフランコ・リヴォリ指揮、ジュネーヴ放送交響楽団と録音したメンデルスゾーンとパガニーニのヴァイオリン協奏曲で、前記のオドノポソフの特徴が良く出てた演奏です。 リヴォリはイタリアの指揮者ですが、オケのジュネーヴ放送交響楽団という団体については詳細は不明。 ジュネーヴには幾つかオケがありますが、同名のオケはなく、どこかのオケの変名でしょうか? 録音は原盤がコンサート・ホール・ソサエティという事もあり、このレーベル特有の腰の弱く、残響の少ない録音で、そこは残念です。

    レインボー .

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