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熊の場所

Outarou Maijou

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062113953
ISBN 10 : 4062113953
Format
Books
Publisher
Release Date
January/1970
Japan

Content Description

2001年のミステリーランキングを総なめにした著者による初の短編集。三島賞侯補の表題作をはじめとして、全頁に本物の才能がほとばしる傑作の純文学。圧倒的文圧で疾走する全3編を収録。

【著者紹介】
舞城王太郎 : 1973年福井生まれ。2001年、『煙か土か食い物、Smoke、Soil or Sacrifices』(講談社ノベルス)にて第19回メフィスト賞を受賞しデビューする。同年『群像』に発表した短編、『熊の場所』は第15回三島由紀夫賞候補作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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「天国と地獄」期のカーネーション with 木村カエラ rem...

投稿日:2006/04/29 (土)

「天国と地獄」期のカーネーション with 木村カエラ remixed by ブラックダイスなカンジで、子供が大活躍。

ペッカー さん | 茨城県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あも

    熊の場所/バット男/ピコーン!の3本。訳分かんないのにエンタメで、意味不明なのに文学だ。暴力はいつも唐突で理不尽で、恐怖に飲まれないためにはその場所に戻らないといけないし、人生には間違ってるも正しいもなくて、所詮スポーツではないそれに勝ちも負けもないし、何かを失うって事はその何かを失ったままだし、そして失い続けることであって、だけど悲しみは生命力を凌駕する事はできなくて、僕らは笑って泣いて時に馬鹿になってここにいる。文庫既読。単行本購入。表紙が特殊加工でモコモコして気持ちいいので図書館で探して触ってみて♡

  • とら

    「熊の場所」「バット男」「ピコーン!」の三編収録。この3つに共通するものがあるとすれば、努力することだと思う。恐怖から逃れたければできるだけ早くその恐怖の源に帰る努力をする、どんな人間でもバットを持てば殴られることもある、殴る努力をする、何だって練習すれば能力は精錬され、精通するまでに時間はかかるけれど、一旦精通してしまえばなかなか忘れたりしない。これだ。舞城さんの小説は適当にやってるように見えて、何か訴えてくる。それを見つけるのも楽しいし、ただ純粋に物語も楽しい。何か一ヶ月に一回は読んでみたくなるな^^

  • 鷺@みんさー

    マイジョーは勿論デビュー作のときに気になってパラ読みした。でもなんかフィーリングが合わなくてずっと敬遠してた。ただいつかは読みたいなと思ってて短編集だし帯が面白そうなので読んだらいきなり胸ぐら掴まれてそれから一気読み。ラストは泣いた。これアレだなんかエキセントリックな転校生がやって来て苦手だなって避けながらもずっと気になっててある日偶然二人きりで話す時間ができてしまってどうしようって思ったらめっちゃ喋りやすくてヤバイ、私は確信したこれ一目惚れだ。さて次は何を読めばいいのか誰か教えてください片っ端から?

  • りんご

    突っ走っている。勢いがある。「ピコーン!」は勢いに下品さをブレンド。こういうの大好き。一般向けではないかも。「熊の場所」表題作は、なんか結構他の本で引用されてたり、誰かが紹介してる。「恐怖を消し去るには、その源の場所に、すぐに戻らねばならない。」そのエピソードはすごく印象に残る。恐怖の話はさておき、まー君と僕の関係がワクワクゾクゾク。バット男はバスケ男が救いようのない阿呆って事でいいかな。

  • b☆h

    何かで紹介されていて気になってた作品。『熊の場所』『バット男』『ピコーン』の短編。どの作品もちょっとグロい描写があって私には合わなかった…。言いたいことはなんとなくわかるけど、いまいちすっきりしないというか…。これは好みが分かれそうな作品。

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