Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• ピク

  読了日：2015/05/15

  タイトル通りの内容．アニメ制作者は実写映画見て育ってるのに、それを語るアニメファンがもはやアニメしか見ないというアンバランスな現状への危惧から生まれた、アニメファン必読の一冊．とはいえ難しい話じゃなく、ここで語られる映画をチェックすればそれだけで立派に映画ファンだし、確実にアニメ見る楽しみもより深まる．嫌いだった新房昭之の趣味が一貫していて好感を覚えたり、得意ジャンルに舌好調の原恵一や長濱博史の意外な趣味、博識と見識の確かさでズバ抜けて信頼できる會川昇、平尾隆之の名言「ホラーは癒し」etc、これは良本．

• Sleipnirie

  読了日：2016/05/28

  アニメの作り手(脚本家や監督など)に好きな映画や幼少時以降の映画体験と受けた影響を聞いたら面白いのではないか。そして昨今、作り手にも見られる映画しか見ない(アニメしか見ない)人たちへの架け橋なるんじゃないかという目的で作られたインタビュー集。出てくる映画は70年代以降。様々なジャンルを熱く語る他、森田繁の「超時空要塞マクロスは戦争映画版ブルース・ブラザーズ」など面白いネタ色々。

• コリエル

  読了日：2016/05/02

  有名なアニメ監督や脚本家たちが、自身に影響を与えた映画作品をセレクトして紹介する本。新房監督がホラー映画好きってのは一見意外なようでいてまどマギなんかを見てもまあ納得かなと。原恵一監督が戦争映画好きってのはかなり意外に感じたけど。戦争アニメ映画を作らせたらどんな作品になるのか気になる。未見で見たいと思ったのはビリー・ザ・キッドかな。なかなか印象的なエピソードを會川昇が紹介していた。

• えふのらん

  読了日：2015/07/31

  新房の原色的な色選びの原点がサスペリアとか、ビパップの監督が松田優作好きだとか、意外だけど腑に落ちるインタビューが良かった。

• kanako

  読了日：2015/07/24

  10代からずっとアニメ好きで、映画に全く興味なかった自分が映画を観だしたのは梅津泰臣氏の存在が大きかった。ブログを読んで「アニメ作る人も映画を見るんだ」と影響を受けた（なんと無知な）。語られる映画の魅力もさることながら、本書で取り上げられたクリエイターが作るアニメ作品の源流を見るような体験もできる。アニメファンは映画観よう。映画ファンはアニメ観よう。

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