Books

コブのない駱駝 きたやまおさむ「心」の軌跡 岩波現代文庫

Osamu Kitayama

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784006023379
ISBN 10 : 4006023375
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

伝説の音楽グループ、フォーク・クルセダーズで活躍し、また作詞家として数々のヒット曲を手がけながらも、その後、マスコミの第一線から退き、精神科医となった著者の自伝。父親との葛藤、マスコミ体験の苦悩、親友との別れ…。波乱に満ちた人生と「心」の軌跡を振り返りながら、しぶとく生き続けるヒントを探る。鴻上尚史氏との対談を新たに収録。

目次 : 第1章 戦争が終わって、僕らが生まれた/ 第2章 「オラは死んじまっただ」の思春期/ 第3章 愛こそはすべてか?/ 第4章 天国から追い出されて/ 第5章 「私」とは誰なのか?―精神分析学との出会い/ 第6章 「心」をみつめて―精神科医、研究者、そして時々音楽家/ 第7章 潔く去っていかない/ 「風」とともに去った はしだのりひこさんを悼む/ 対談 心にも楽屋を―潔く去っていかないために(きたやまおさむ×鴻上尚史)

【著者紹介】
きたやまおさむ : 1946年淡路島生まれ。精神科医、臨床心理士、作詞家。九州大学大学院教授。白鴎大学副学長などを経て、九州大学名誉教授、2021年より白鴎大学学長。1965年、京都府立医科大学在学中にフォーク・クルセダーズ結成に参加し、67年「帰って来たヨッパライ」でデビュー。68年解散後は作詞家として活動。71年「戦争を知らない子供たち」で日本レコード大賞作詞賞を受賞。その後、精神科医となり、現在も精神分析的臨床活動を主な仕事とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • FOTD

    北山修氏の精神分析的な自伝という感じだった。自分の中の二面性についての記述は大変納得できた。私も母をそのことでいつも心配させていたので。「あれか、これか」で切り捨てず「あれとか、これとか」で良い。そう考えるとずっと生きやすくなる。 初めて北山修氏を聴いたのはラジオの深夜放送だったと思う。当時、自切俳人と名乗っていたのは、そういうわけだったのか!

  • ないとう

    いわゆる自伝でどの部分も面白いのだけどやはりハイライトは加藤和彦さんとの別れの部分かなぁ。 あの時同じ花を見て美しいと言った2人の心と心が今はもう通わない。結局それが私と加藤和彦の物語だったのでしょう。の一節はとても物悲しい。 楽屋の喪失という項目で、現代人は職場でも家庭でも常に何かの役割を演じなければならず、心がほっとして安心できるような「楽屋」がなくなりつつある、、。というようなことが書いてある部分がある。 自分にとっては朝ランなどは1人であることが多いし、楽屋の役割を果たしているのかもなぁ。

  • いのふみ

    きたやまさんの語りは、優しいが、勁やかで、つよい。「あれか、これか」という二者択一思考ではなく、「あれとか、これとか」という複数思考、ある種のあいまいさを生きる。また、仕事などのオモテだけを実人生化するのではなく、泣き叫んだり、避難できる「楽屋」を持つという秘訣はこれからのSNS社会についても有益だろう。

  • エリザベス

    フォーク・クルセダーズの北山修氏。精神科医になっていたとは知らなかった。映画「パッチギ」からのつながり。

  • 必殺!パート仕事人

    この方の本読みにくいのは、「ですます」と「だ」体が混ざっているせいかも。しかも結構な頻度で。前に読んだオフコース解散事情につながるような。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items