Books

十二月八日・苦悩の年鑑 他十二篇 岩波文庫

Osamu Dazai

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784003600580
ISBN 10 : 4003600584
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
安藤宏 ,  

Content Description

「日本は無条件降伏をした。私はただ、恥ずかしかった」――表題作ほか、「故郷」「散華」「竹青」「十五年間」など、第二次大戦敗戦前後の昭和17(1942)-21年に発表された14篇。未曽有の混乱期に、そして訪れた〈新時代〉に、忠実に生きようとした作家の姿が浮かび上がる。(注=斎藤理生、解説=安藤宏)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 優希

    第二次世界大戦の前後に書かれた短編集になります。混乱の時代、訪れた新時代に忠実に生きようとした太宰の姿が窺えます。時代に真摯に向き合ったからこその作品の数々に共感するのは自分本位の中にある何かが太宰の混沌とした部分に共鳴するからでしょう。だから私は太宰を読むのだと思います。

  • 飯田橋

    読了

  • hroko

    長時間、電車で移動するときは、岩波文庫が良いなっていうのは、いつからかの習慣で、今回はこれでした。時代精神を理解しなければ、著者の本意は分からないけど、令和に読む、そういう読みかたです ...

  • うさえ

    戦中から戦後にかけての太宰治短編集。「走れメロス」か「人間失格」しか読んだことのない人にも、コアな太宰ファンにも、楽しめる一冊だと思う。「花火」は何度か読んでいるのだが、いつも最後のセリフを忘れていて、ハッとさせられる。驚いたり、納得したり、切なくなったり、それぞれの感想を大事にしながら、太宰文学を次代に送り届けて行きましょう。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items