Blu-ray Disc Import

Rattle / Bpo: Silvester Concert 2007, Waldbuhne 2009, Europe Concert 2007, 2008

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
2059734
Number of Discs
:
4
Label
:
Format
:
Blu-ray Disc
Other
:
Import

Product Description

ラトル&ベルリン・フィル・ブルーレイ・ボックス(4BD)
展覧会の絵、ボロディン第2番、春の祭典、ブラームス第4番、二重協奏曲、ベートーヴェン第7番ほか


本拠地フィルハーモニーのほか、ヴァルトビューネ、古く巨大な工場、そしてモスクワ音楽院で、2007年から2009年にかけて収録された4つのライヴ映像コレクション。
 ラトル指揮ベルリン・フィルの高水準な演奏を、それぞれ雰囲気の異なる会場で収録した高精細映像は、演奏風景だけでなく、ホールや聴衆の様子などもディテールまで見ることができるという点で非常に興味深いものがあります。(HMV)

【収録情報】


Disc1:『展覧会の絵』、ボロディン交響曲第2番、ほか

2007年の大晦日にフィルハーモニーでおこなわれた「ジルヴェスター・コンサート」のライヴ。映像版では、「モスクワ河の夜明け」というタイトルでも有名なムソルグスキーの歌劇『ホヴァンシチナ』の美しい前奏曲と、アンコールで演奏されたショスタコーヴィチのバレエ音楽『黄金時代』の舞曲が収録されています。
 ボロディンの「だったん人の踊り」と交響曲第2番では、ラトルならではの鮮やかな感覚で活気に満ちた演奏を展開、一方、ムソルグスキーの「モスクワ河の夜明け」と『展覧会の絵』では、ベルリン・フィルの表情豊かな音楽づくりを楽しむことができます。

・ボロディン:歌劇『イーゴリ公』より「だったん人の踊り」
・ボロディン:交響曲第2番ロ短調
・ムソルグスキー:歌劇『ホヴァンシチナ』より前奏曲『モスクワ河の夜明け』
・ムソルグスキー/ラヴェル編:組曲『展覧会の絵』
・ショスタコーヴィチ:バレエ音楽『黄金時代』より舞曲(アンコール)

 収録時期:2007年12月31日
 収録場所:ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
 収録時間:91分
 音声:PCM2.0、PCM5.1

Disc2:『春の祭典』、ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番、ほか

2009年にベルリンのオリンピックスタジアムでおこなわれた「ヴァルトビューネ」のライヴ。ここでの公演収録は恒例となっており、野外コンサートながら良好な音響条件ということで、特に映像作品として鑑賞する場合には、通常のホールでの演奏と何ら変わらないクオリティが確保されているともいえます。
 映像は野外コンサートだけあって、2万人の聴衆のリラックスした姿を映し出したりもして面白く、夏の夕方から夜にかけての名物コンサートのひと時を疑似体験できるような楽しい雰囲気も備えています。
 2009年の「ヴァルトビューネ」は、ロシアの作曲家、チャイコフスキー、ラフマニノフ、ストラヴィンスキーの作品でプログラムを構成。
 最初は『くるみ割り人形』からの4曲。絶妙なアンサンブルと音色の美しさで楽しませてくれる「序曲」「クリスマス・ツリー」「マーチ」「パ・ド・ドゥ」で、身も心もほぐれます。
 続くラフマニノフのピアノ協奏曲第3番では、超絶技巧と力強さ、しなやかさを兼ね備えたブロンフマンの演奏が見事。オーケストラとの絡みも完璧です。
 後半の『春の祭典』では、輝かしいサウンドと底知れぬパワーでクライマックスに向かっていく様が圧巻。あらためてベルリン・フィルのヴィルトゥオジティに感嘆する見事な演奏です。
 その他、ラトルのサプライズがあるアンコール、またコンサートマスターに内定した直後の樫本大進の姿など、話題に事欠かないベルリン・フィルならではの華と迫力のある映像を味わうことができる作品となっています。

・チャイコフスキー:バレエ音楽『くるみ割り人形』 Op.71より(序曲/クリスマス・ツリー/行進曲)
・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調 Op.30
・ストラヴィンスキー:バレエ音楽『春の祭典』
・リンケ:ベルリンの風(アンコール)

 収録時期:2009年6月21日
 収録場所:ベルリン、オリンピックスタジアム(ライヴ)
 収録時間:104分
 音声:PCM2.0、PCM5.1

Disc3:ブラームス交響曲第4番、二重協奏曲、ワーグナー『パルジファル』前奏曲

海外盤初ブルーレイ化。2007年にベルリンでおこなわれた「ヨーロッパ・コンサート」のライヴ。「ヨーロッパ・コンサート」は、毎年、楽団の創立記念日にあたる5月1日に、ヨーロッパ各地のホールや歴史的建造物を巡る形でおこなわれているもので、ラトルが指揮台に登場したこの年は、ベルリン・フィル創立125周年という特別な年でもあり、ベルリンにとって大きな存在感を持つ建物でもある、街はずれの古く巨大な工場でコンサートが開催されることとなりました。
 この建物は、19世紀に建設されたケーブル工場で、名前は「カーベルヴェルク・オーバーシュプレー」と言います。むき出しの鉄骨が独特の力強い雰囲気を醸し出すこの場所は、音響が意外にも良いことで知られており、ラトルは2009年にもショスタコーヴィチの交響曲第4番とベートーヴェンの交響曲第2番を演奏していますし、現代音楽などでもおなじみの場所となっているようです。
 今回のプログラムは、ワーグナーの『パルジファル』前奏曲に始まり、ブラームスの二重協奏曲で前半を終え、メインにブラームスの交響曲第4番というものです。
 協奏曲のソリストには、近年大活躍のチェリスト、トルルス・モルクと、人気抜群の若手リサ・バティアシヴィリのふたりが起用されています。

・ワーグナー:『パルジファル』前奏曲
・ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調 Op.102
・ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98

 収録時期:2007年5月1日
 収録場所:ベルリン、カーベルヴェルク・オーバーシュプレー(ライヴ)
 収録時間:103分
 音声:PCM2.0、DD5.1、DTS5.1

Disc4:ベートーヴェン交響曲第7番、ストラヴィンスキー:3楽章の交響曲、ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番

海外盤初ブルーレイ化。2008年にモスクワ音楽院大ホールでおこなわれた「ヨーロッパ・コンサート」のライヴ。
 プログラムは、ストラヴィンスキー『3楽章の交響曲』とブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番が前半、後半がベートーヴェンの交響曲第7番というものです。
 『3楽章の交響曲』は、もともとオーケストラのための協奏曲的な音楽として発案されたというだけあって、交響曲というよりは協奏曲風な響きと形式構造が目立っており、さらにドキュメンタリー・フィルムを通じて影響を受けたという第二次世界大戦への思いを、『春の祭典』など原始主義時代を髣髴とさせる過激なリズムと管弦楽の咆哮であらわしているのが特徴。結果として重層的な味わいの妙味がもたらされたと思われるこの『3楽章の交響曲』で、ラトルとベルリン・フィルが切り込み鋭い演奏を聴かせてくれています。
 ブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番は、オケ・パートにも聴きどころの多い作品ですが、ここでは、いまやロシアを代表する名手となったレーピンの名技と、ラトル指揮するベルリン・フィルのパワフルな演奏が最高の組み合わせとなっています。両者ともこの曲のCDが無いので、DVDのリリースはありがたいところです。
 メインのベートーヴェンの交響曲第7番は、ベルリン・フィルのマッシヴな傾向がぴたりとはまった見事なもので、炸裂するティンパニと豪快なホルン、対向配置で飛び交う弦のパッセージも刺激十分で、スピード感、ダイナミズムとも申し分の無い素晴らしい聴きものとなっていました。

・ストラヴィンスキー:3楽章の交響曲
・ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調 Op.26
・ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92

 収録時期:2008年5月1日
 収録場所:モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)
 収録時間:92分
 音声:PCM2.0、DD5.1、DTS5.1

 イェフィム・ブロンフマン(ピアノ:Disc2)
 リサ・バティアシュヴィリ(ヴァイオリン:Disc3)
 トルルス・モルク(チェロ:Disc3)
 ヴァディム・レーピン(ヴァイオリン:Disc4)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 サー・サイモン・ラトル(指揮)

 画面:カラー、16:9、1080i Full HD
 Region All

 ブルーレイディスク対応機器で再生できます。

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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