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Parknize 公園化する都市

Open A

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784761529024
ISBN 10 : 4761529024
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

都市は今、「公園化」したがっているのではないか?
これまで画一的な手法で整備・運営されてきた公園が、Park-PFI制度などを経て多様化している。また、閉じられていた公共施設、オフィス、商業施設なども緑豊かなオープンスペースを備えるようになった。そうした現象を「PARKNIZE(パークナイズ)」と呼び、その背景にある人々のニーズ、そして公園化を成り立たせる仕組みを探る。
1章では、Open Aが設計や運営を手がけた、都市を公園化する13のプロジェクトを通して、成立までのプロセス、デザイン、事業スキームなどを具体的に解説する。2章では、国内外の都市からリサーチした14の公園化事例をスケール別に紹介しつつ、既存の都市空間を公園化する10の妄想アイデアをイラストで提案する。

【著者紹介】
馬場正尊 : Open A代表/公共R不動産プロデューサー/東北芸術工科大学教授。1968年生まれ。早稲田大学大学院建築学科修了後、博報堂入社。2003年Open Aを設立。建築設計、都市計画まで幅広く手がけ、ウェブサイト「東京R不動産」「公共R不動産」を共同運営する。近作に「佐賀城内エリアリノベーション」「泊まれる公園INN THE PARK」など

飯石藍 : 公共R不動産/株式会社nest。上智大学文学部新聞学科卒業。公共R不動産の立ち上げから関わり、メディア企画・編集をメインに、「NEXT PUBLIC AWARD」や「公共空間逆プロポーザル」等の企画、コンサルティングも実施。東京都豊島区にて、道路を活用して社会実験からハード整備や都市政策につなげるプログラム「IKEBUKURO LIVING LOOP」の企画・推進にも携わる

小川理玖 : Open A。1993年生まれ。日本女子大学住居学科卒業。千葉大学大学院工学研究科修了。2018年ゼネコン設計部入社、2022年よりOpen A。設計業務の傍ら、公共R不動産のまちづくりビジョン策定業務に携わる。建築雑誌などのイラストレータとしても活動中

菊地純平 : Open A/公共R不動産。1993年生まれ。芝浦工業大学工学部建築学科卒業。筑波大学大学院デザイン学修了。2017年UR都市機構に入社し、団地のストック活用・再生業務を担当。2019年Open A/公共R不動産に入社し、公共空間活用事業に携わる

木下まりこ : Open A/公共R不動産。2009年法政大学大学院工学研究科修了後、新建築社に入社し、建築雑誌『新建築』などの編集を担当。2020年よりOpen A/公共R不動産にてメディア企画・編集・公共空間活用事業に携わる

中島彩 : Open A/公共R不動産。米国オレゴン州ポートランド州立大学コミュニケーション学部卒業。メディアジーン社のウェブメディア編集長を経て独立。2016年より山形市にて、移住定住を目的としたローカルメディアの立ち上げと編集に参画。2018年よりOpen A/公共R不動産にてメディア企画・編集に関わりながら、公共空間やまちづくりをテーマに取材や執筆を行う

和久正義 : Open A。1994年生まれ。早稲田大学創造理工学部建築学科卒業。同大学院建築学専攻修了。2020年Open Aに入社。2022年より大阪を拠点に「門真市駅周辺エリアリノベーション事業」等に携わる。デザインコレクティブ「REPIPE」代表として仮設空間の設計・施工も手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Ai

    読んでいてとてもワクワクした。まずは思いのある人・団体・組織とのスキーム作り。そして、ビジョン。今回は成功例がたくさん載っているけど、逆にうまくいかない場合はどんなことが理由に挙がってくるのか知りたいとも思った。やはり主にコミュニケーション? ビジョンと形がうまく結びつかない事例が多いのはなぜか。著者の関連書籍をいろいろ読んでみようと思います。

  • ポール

    図書館本。公園とは解釈の幅が広く、目的が限定されてないため、公園×〇〇が成立。どんな機能、施設とも上手く調和する。紹介されてる成功例は行政主導ではなく、キーマンとなる民間人、企業が必須。

  • ゼロ投資大学

    都市に公園が次々と作られている。緑に溢れて、人々の憩いの場となっている公園は、街に欠かせない。民間事業者も巻き込んで公園の在り方も変化しており、時代に沿った場として発展していくことが望まれる。

  • Go Extreme

    都市は公園化したがっている 公園×○○: つなげる 置く 場と人をやわらかくつなげる、新しい公園のマネジメント 重ねる 公園を均質化させない、公共性と収益性の丁寧な重ね方 見立てる 公園化する都市: S−軒先スケール 使われていない畑が地域にひらかれた居場所に M−建築スケール 駐車場が人の居場所に・パーク&パーキング L−インフラスケール 敷地境界を緑に置き換える XL−都市スケール この先の都市を描く対話 メディアのように空間を編集する データ活用が都市計画・まちづくりの民主化を進める

  • 椎名千歳

    都市に作られる新しい「公園」についての本。 公園というものを時代に合わせてどのように進化させていくのか、どんな新しい公園が生まれているのかを写真とともに知ることができたのがとても興味深かった。 妄想アイデアはさすがにそれは危ないのでは…!なんてものもあったりしたが、それはそれで既存の概念を打ち破るために大事なものなのかも。

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