より熟成され魅力を増しました。 路線は”Down the River of Golden Dreams”時の延長だと思います。 これを機に日本で有名になって欲しいバンドです。

前作”Don’t Fall in〜”から カントリー色が消えました。 バイオリン、ビオラ、チェロ といった弦楽器やホーンセクションを効果的に使っていて音楽の幅が前作より格段に上がった印象を受けます。 アップテンポな曲はありませんがメロディーは秀逸。 とっつき易い上に、熟成されていて飽きがこない。 傑作だと思います。 マンドリンの使用が減ったのは少し残念。

アペンディクスをただの付録と思うなかれ！ ”Black Sheep Boy”よりもすばらしいかもと私は思いました。 #4,#5が特に好きです。 この人たちは憎いぐらい いい曲作るよ、ホント…。

カントリー色が濃いものの オルタナ好きの人にも受けると思います。 私的には#5の”westfall”にはズドンとやられました。 #7もなかなか。 マンドリンの音をたどるだけでも面白いと思います。

メロトロンを効果的に使ったカントリーロックバンド。ペダルスチールやバンジョーの入り方もなかなか効果的で盛り上がる。ダイナソーjrがカントリーロックをやったらこういう音になりましたという感じだ。ニ−ルヤングファン（今宵その夜のアルバムが好きなら尚更）にもおすすめ。CDよりアナログLPのほうがこのバンドの良さが伝わるだろう。