Tzenni

祝・初来日！
モーリタニアの伝統音楽をユニークに現代化した
アフロ・アラビック・デザート・ロックをアナログで！

　アラブとブラック・アフリカの要素を併せ持つ伝統音楽を独自のサイケ・デザート・ロックに昇華したモーリタニアの女性歌手／アールディン奏者ヌーラ・ミント・セイマリ。昨今のワールド・ミュージック・シーンで大きな注目を集めている彼女がこの夏、待望の初来日を果たします。それを記念して、ライス・レコードからCDが発売された彼女のアルバム２作のアナログ盤をライス・レコードから国内仕様でご紹介します。
　ヌーラ・ミント・セイマリの生まれ育った西アフリカ・モーリタニアは北アフリカのイスラーム世界とブラック・アフリカンの伝統文化がブレンドされた国。彼女の父は高名な音楽家、継母は世界的に有名な歌手ディミ・ミント・アッバと、伝統的な音楽を受け継ぐグリオー（世襲制の音楽家集団。モーリタニアでは「イガウィン」と呼ばれる）として生まれています。竪琴型の伝統弦楽器アールディンを手に、夫ジェイシェ・ウルド・シガリと共に音楽活動を行い、じきにエレクトリック・ギター、ベースやドラムズを加えたバンド編成で伝統音楽を現代化したユニークなサウンドを奏でるようになりました。
　そして2014年にリリースされたワールド・デビュー作が『ティザンニ』でした。伝統音楽のバンド・サウンド化が完成したこの作品は世界的な反響を得て、日本でもミュージック・マガジン誌年間ベストのワールド・ミュージック部門に入選したのを始め、高い評価を得ました。制作した独Glitterbeatの正式配給をライス・レコードが担当するようになったきっかけとなった作品でもありました。2016年にリリースされた『アルビーナ』はワールド・リリース第２作目となるアルバム。前作以降、世界中でライヴを行ってきたことによりバンドの一体感が高まり、ディープな感触を増し次なるステップに踏み出した作品となっています。
　世界中の大規模な音楽フェスティヴァルに出演したり、デイモン・アルバーンのアフリカ・エクスプレスに参加したりと、多くのライヴ経験を積んできたヌーラとバンドの熱いステージは世界中で大評判。日本であの強靭な歌声を聴かせてくれる日まで、彼女の作品２作をアナログ盤でチェックしておきましょう！
※２タイトル共に180g重量盤仕様、ダウンロード・コード付き

（メーカー・インフォメーションより）