Books

頭のよさとは何か

Nobuko Nakano

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784833440387
ISBN 10 : 4833440385
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「バカの再生産システム」を抜け出す知恵と技術。

目次 : 序章 本物の「頭のよさ」を考える/ 第1章 「ど根性勉強」は学歴の高いバカしか生まない/ 第2章 女性・若者が絶望する国ニッポン/ 第3章 「知ること」は武器になる、「知らない」と騙される/ 第4章 知性とは、誰も知らないことを知ろうとする熱意である/ 第5章 愚かな知識人より、飢えた知恵者を目指せ

【著者紹介】
中野信子 : 脳科学者・医学博士・認知科学者。1975年東京都に生まれる。東京大学工学部卒業後、同大学大学院医学系研究科修了、脳神経医学博士号取得。フランス国立研究所ニューロスピンに博士研究員として勤務後、帰国。脳科学や心理学をテーマに、人間社会に生じる事象を科学の視点をとおして明快に解説し、多くの支持を得ている。現在、東日本国際大学教授、京都芸術大学客員教授

和田秀樹 : 1960年大阪市生まれ。1985年東京大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院精神神経科、老人科、神経内科にて研修、国立水戸病院神経内科および救命救急センターレジデント、東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院・浴風会病院の精神科医師を経て、現在、国際医療福祉大学赤坂心理学科教授、川崎幸病院顧問、一橋大学・東京医科歯科大学非常勤講師、和田秀樹こころと体のクリニック院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 本詠み人

    中野信子さんは新刊追っている著者さんです。過去の学歴で頭の良し悪しを考えるのはおかしい。学び続けないとどんどん馬鹿になる。頭のよさとはどれだけ思考に幅があるか…など、このお二人だからこその相乗効果を感じるテーマでした。そして、頭のよさとは能力ではなく態度だと結論にされていました。だが、こうして誰かと会話が盛り上がるのも、ある程度の共通認識がお互いの頭にあるからなので、知識を保存できる知能は欲しいなぁ✨

  • Carlyuke

    さっと読めて学ぶことが多い。頭のよさとは生き方かなと思った。知識のある人より知恵のある生き方上手な人を推奨しているのかな。 日本人の超保守的なところ, リスクを取らないところを成長を避ける要因としている。金儲けと学問的な追求を別物とするのは参考になった。二人とも東大出で, 保守的ではなく海外経験があるので日本的な部分をメタ認識的に客観的に語っているのが面白かった。 和田さんの語っている「面白い老人」っていいなと思った。年取っても新しいモノの見方や考え方幅の広い偏見のない深みのある人間になりたいと思った。

  • 油すまし

    和田秀樹さんと中野信子さんの対談。精神科医として多くの高齢者を見てきた和田先生が言うには、年をとると記憶障害や知能障害が起こるはるか以前に、まず脳の前頭葉機能が衰える。意欲だとか、新しいことへの対応能力だとか、クリエイティビティとか、そういった能力から先に「老化」する。思考が前例踏襲型になり、感情のコントロールが悪くなる。考えたり発想したりする習慣を身につけることが大事。学歴や肩書きじゃなく現時点での頭のよさ。昨日より今日、今日より明日!「面白い人」は無敵の人。頭のよさとは、能力ではなく態度である。

  • ジョンノレン

    未だ企業や官僚機構に残る前例踏襲に代表される思考停止だが、日本人は前頭葉の活用が苦手だという。女性や若者が絶望感を抱き易い日本社会に強い懸念をしめす。また単一解を求めてしまうが、しなやかに複数選択肢を放置できる知的余裕も大切。ディベート推奨をしているが、それもともかく個人的にはセルフブレインストーミングも良いかなと。出来得れば自己肯定感を得られるような前向きな到達点を目指す。感情から距離を置くためには空海もなどと勝手に思ったり。老害の反意語は面白い老人だとか、明るく生きましょう♪

  • 小木ハム

    「頭の良さとは、能力ではなく態度である」本書の結びに和田先生はそう仰られている。自分の考えが歪んでいないかを客観視する「メタ認知」も認知心理学者に言わせると能力ではなく態度だという。そうすると宙ぶらりんの状態のまま耐える「ネガティブケイパビリティ」も態度だろうか。忍耐強く取り組む「GRIT」も態度。「ギブ&ギブ」も態度。転んだあと立ち上がる「レジリエンス」も態度。生きていく上で大切なことはだいたい、能力ではなく態度なのかもしれない。愚かな知識人より、飢えた知恵者を目指しなさいとの言葉に勇気をもらいました。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items