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ゾンビ化する社会 生きづらい時代をサバイブする

Nobuko Nakano

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041133774
ISBN 10 : 4041133777
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
岡本健 ,  

Content Description

脳科学者である中野信子とメディア・コンテンツの研究者ながらVtuber「ゾンビ先生」としても活躍する岡本健がゾンビというフィルターを通して社会を捉え直した1冊。


中野信子
「岡本先生とのセッションはとにかく毎回楽しくて、議論が発散して思考が拡がっていく喜びを味わいました。制限を受けずに知的遊びができる方に出会うことのできる機会はなかなかありません。対談が終わってしまうのは、なんだかさみしく感じられたものでした。きっとわたしは、あとで本書を何度も読み返して、『あんなことも話したかった、こんなことも話せばよかった』と思うでしょう」

岡本健
「中野信子先生とお話をした後は、いつも頭がアツくなります。今回、ゾンビをテーマにして、本当に自由におしゃべりしました。事前に簡単なキーワードを設定してはいましたが、あっちへ寄り道し、こっちへ吹っ飛びながら、学術的厳密性やコンテンツの詳細な分析はやや横に置いて、とにかく楽しいキャッチボールを楽しみました。対談は三回にわけて行われたのですが、毎回話題がどこに転がるかわからないスリリングな時間であるとともに、『どっちに転がっても面白くなる』という安心感がそこにはありました」


【目次】
はじめに 中野信子
第1章 「ゾンビ学」ってなんですか? 〜恐怖エンタメに人間が託すもの〜
第2章 階層はなぜ生まれてしまうのですか? 〜わたしたちはゾンビになりたいのかもしれない〜
第3章 死にたくなるほどツライ現代をサバイブする 〜終わりなき日常を乗りこなす〜
おわりに 岡本健

【著者紹介】
中野信子 : 東京都生まれ。脳科学者、医学博士。東日本国際大学教授、森美術館理事。2008年東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。フランス国立研究所ニューロスピン(高磁場MRI研究センター)に勤務後、帰国。脳や心理学をテーマに、人間社会に生じる事象を科学の視点を通して明快に解説し、多くの支持を得ている

岡本健 : 奈良県生まれ。近畿大学総合社会学部/情報学研究所教授、京都大学客員准教授。2012年北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院博士後期課程修了。博士(観光学)。京都文教大学総合社会学部特任(任期付)講師などを経て、2019年に近畿大学に着任。専門は観光社会学、メディア・コンテンツ研究。Vtuber「ゾンビ先生」としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 読書は人生を明るく照らす灯り

    ゾンビ学面白い!ゾンビが走り出してからコンテンツが広がった。ゾンビはノロイという思い込みを脱却。もっと色々学びたい

  • ズー

    これ…ゾンビである必要あるのか?と読みながら思いつつも、でもたしかに当てはまるとこもあるかもと思った。全体的に分かりやすいし、思わぬ知識を色々学べた。結局あれかな?自分と違う価値観の人とかがゾンビみたいなもんかな。で、洗脳されたらゾンビの仲間入りみたいな。私はバタリアンとキョンシー好きだったけどそれは話に出てこなかったな。後はデッドドントダイぐらいしかみたことないから、そうゆう目線で何か観てみようかな。分かりやすい言葉や支持者見つけて、その思考マルパクリで安心せず、じっくり自分の頭で常に考えることが大事。

  • ペカソ・チャルマンチャイ

    マニュアル本みたいなタイトルだけど、全く違って、純粋に社会や脳について学術的に考察する内容。中野先生頭が良すぎて、ちょいちょい難しい言葉を使うので、その度に止まってしまう。ゾンビ映画けっこう見てるので、面白く読めた。厳しい災害に合うと人の社会性が上がるというのは、世間でも言われてるし、自分でもうっすら感じてたけど、本当だったんだな。

  • Melody_Nelson

    なんとなく、無理やり「ゾンビ」と結び付けての展開のような気もしたが、社会の考察や、脳の話などは面白かった。ただ、個人的にゾンビ映画はまるで知らないし興味もないので、その辺の話は厳しかったかな…。

  • さやこ

    「ゾンビ映画および恐怖を主軸とした映画は、現実のシミュレーション的役割がある」というような話が印象的でした。こんな時は結果こんなことになるかもしれない、という選択肢をあらかじめ予習するという感じでしょうか。現実の悲惨な事件や技術革命により、ゾンビ映画の形態が変わっていく話も面白かったです。

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