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小林信彦 萩本欽一 ふたりの笑タイム 名喜劇人たちの横顔・素顔・舞台裏

Nobuhiko Kobayashi

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087815443
ISBN 10 : 4087815447
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

エンターテイメントの世界を知り尽くした作家・小林信彦と天才コメディアン・萩本欽一。
半世紀にわたり二人が見続けてきた喜劇人達の魅力的な素顔について語り合う。コント55号の秘話も明かされる。

あまり知られていないが、萩本欽一がコント55号の全盛期に自分の芸の行く末に悩んで小林信彦のもとを訪ねて以来、40年以上の長きにわたりふたりの交流は続いてきた。
ただ、対談の形で向き合い、まとまった話をするのは今回が初めてである。
ふたりが実際に接してきた植木等や渥美清、いかりや長介など名喜劇人たちの知られざる素顔、人気絶頂だったコント55号の秘話など興味深いエピソードが満載!
エンターテイメントの世界を知り尽くした作家と天才コメディアンの対話は日本の喜劇史を俯瞰する意味からも貴重な資料となっている。

「今、日本にはコメディアンを目指す若者が大勢いるそうですね。
そんな人にもこの本を通じて、ぼくと一緒に小林さんの話を聞いてもらえればいいんじゃないかな。
小さい頃、テレビでハナ肇とクレイジー・キャッツやてんぷくトリオを観て大笑いした世代の方にも、楽しんでいただけるのではないかな、と思います。
でも、この対談が実現して、いちばん楽しんだのは、間違いなくぼくです。」(萩本欽一「はじめに」より抜粋)

【目次】
その1・テレビ創成期のヴァラエティ番組
その2・コント55号の時代
その3・笑いをジャズのリズムに乗せて
その4・「喜劇王」エノケンのいた浅草
その5・高度成長期の浅草コメディアン
その6・渥美清の大きな足跡
その7・森繁久彌と新宿育ちのコメディアン
その8・劇場で笑う愉しみ

【著者紹介】
小林信彦 : 1932年東京生まれ。早稲田大学文学部英文学科卒業。翻訳推理小説雑誌編集長を経て作家に。1973年『日本の喜劇人』で芸術選奨文部大臣新人賞受賞。小説『うらなり』で菊池寛賞受賞

萩本欽一 : 1941年東京生まれ。高校卒業後浅草の東洋劇場へ入団。1966年坂上二郎と「コント55号」を結成後は『コント55号のなんでそうなるの?』などのテレビ番組で人気絶頂へ。『スター誕生!』では新しい司会者像をつくり上げた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 山上徹也そっくりおじさん・寺

    対談版『日本の喜劇人』。欽ちゃんの方から持ち掛けた企画という事で、萩本欽一がホスト役に徹している。今流行りのタモリにも触れている。楽しく読む。この本に出て来る浅草や新宿の喜劇人達の伝統は、今の芸人には既に無縁になっていると思う。コメディアンと呼ぶに相応しい芸人の不在。テレビが笑いの質を変えたと思うが、その原因の大きな一つは、この本の著者萩本欽一からだと思うと皮肉なものを感じる。面白かった。

  • ぐうぐう

    小林信彦が萩本欽一に、交流のあった芸人を聞くという主旨の内容かと思いきや、その逆で、萩本が小林の知る芸人達とその芸を聞くという内容の『ふたりの笑タイム』。確かに、小林のほうが萩本よりも10歳近く年上なのだから、萩本が聞き手になるのは自然なことだと言える。ドリフやタモリ、たけしなど、今も現役の芸人への言及は少なく、クレイジーキャッツ、『ゲバゲバ90分!』、渥美清に森繁、果ては、エノケン、ロッパと、戦前の喜劇人にまで至る。事実、小林は1940年に日劇でエノケンを生で観てるというのだからすごい。(つづく)

  • ヨーイチ

    小生にとっては、「買わなくてはいけない本」なので購入。萩本欽一は途中から自分で芸を演ら無くなったので、余り興味は無かった。勿論新しいTV番組の在り方を提出したのだが、この本で扱われている喜劇の人とはチョイと違う生き方をしたのだと思う。思えばあの頃、既に喜劇は「無くなっていた」のだと分かる。萩本より若い人は殆ど出てこない。若い読者はどう云う読み方をするのだろう、他人事ながら心配になる位、過去の笑が語られる。多分読者への配慮なのだろうが、「萩本欽一が無邪気過ぎる程の聞き役」に徹している。続く

  • gtn

    欽ちゃんがへりくだる相手は、いまや小林信彦氏くらいか。

  • しんこい

    小林信彦が欽ちゃんについて語るかと思ったらそうではなく、日本の喜劇人よろしく日本の喜劇の歴史をおさらいするような対談でした。お互いに語ることでコントの場面を二人で思い出したり、演じる側である欽ちゃんからの感想もでてきて良かった。ここでは言えない話、というのは墓場にもっていってしまうのかな。

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