マルクス・アウレリウスの「自省録」は1度は手に取って欲しい良書ですが、正直難しいとかとっつきにくいと考える人も多いかと思います。こちらの本はそういう人にピッタリなガイド本というか、解説本と言ってもいいかと思います。わかりやすくかみ砕いて解説してくれるので「自省録」とセットで購入するといいかもです。

名著と有名だけれど途中で挫折する率が高いと聞いていてなかなか手が出せなかった「薔薇の名前」ですが、この冊子とテレビの放送のおかげでチャレンジしてみようと思えるようになりました。

薔薇の名前（原作）を読んでみたがさっぱり理解できず、読み終えられなかった。映画化されているとのことで映像を見て初めて内容が把握できた。その後、TV番組で紹介があり、映画（イラスト）を引用しつつ解説しているが、新たな発見があり非常に楽しめた。 本書は未購入であるが是非購入したい。

アルベール・カミュの、「ペスト」という作品は、一見すると、ぺストをめぐる様々な人間模様を描いた作品のように見えますが、実は、作者の隠された意図が隠されているのです。文学作品に興味がなく、読むのが難しそうだという方には、こちらを、入門編として、買われてはいかがでしょうか。

あらためて司馬さんの偉大さと仕事の質と量を再認識した1冊。普通の人の何倍分の人生を生きられたのか、敬意を表します。