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「平和」について考えよう 別冊nhk100分de名著 教養・文化シリーズ / 別冊nhk100分de名著

Nhk100分de名著制作班

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784144072208
ISBN 10 : 4144072207
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ころこ

    随分前に読み掛けになっていた。テーマがあり、そこに4人の論客が本を持ち寄って大喜利する別冊シリーズは、本編のような重たさがなくて、こちらの方が合っている読者は意外と多いかも知れない。@オープンダイアローグに収斂する結論は平凡なものの、斎藤環の論理的展開に圧倒される。フロイト前期の「快楽原則」から後期の「死の欲動」への移行を簡単に論じているが、相変わらず切れ味鋭い。A以前はブローデル『地中海』で読むのを止めたはず。論じてはいない。ただし、成長しない日本社会のモデルを16世紀地中海に求めた水野和夫の探究心には

  • Gummo

    フロイト『人はなぜ戦争をするのか』、ブローデル『地中海』、井原西鶴『日本永代蔵』、ヴォルテール『寛容論』。心理学、経済学、江戸文学、哲学と、それぞれ切り口は違えど、平和の維持と創造のヒントを名著から見出せる。★★★★☆

  • 佐藤(Sato19601027)

    ロシアによるウクライナ侵攻が終わらない。北朝鮮も軍拡を進める。今日は8月6日である。「平和」について考える日があっても良いであろう。この本では、我々が平和な世を築くために必要なこととして、「対話による異文化の相互理解」、「新しい価値観の見極め」、「資源の循環による有効活用」、そして、「祈り考え続けること」をあげている。平和の祈りの日、皆で一緒に祈りたい。

  • kiho

    タイプの違う作品の中に考えるヒントが…個々には手にとらなかっただろう本に触れる機会になった⭐

  • 水彩

    こういう時だからこそ、の平和論。心理学、経済論、宗教論… 等。アインシュタインとフロイトの往復書簡からなる「人はなぜ戦争をするのか」権力も暴力である。人間には「生の欲動」と「死の欲動」。戦争は「過程」、平和は「状態」。文化は欲動を制限する。平和のためにできることはダイアローグ(対話)である、とある。そんなに簡単ではないが、そうあってほしい。全体を理解することは難しかったが、少しずつでも自分の内側に取り込みたい。

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