Nhk小惑星リュウグウ着陸取材班

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ドキュメント「はやぶさ2」の大冒険 密着取材・地球帰還までの2195日

Nhk小惑星リュウグウ着陸取材班

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065219522
ISBN 10 : 4065219523
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ふたたび世界を驚かせた日本の宇宙探査。着陸精度60cmの驚異のタッチダウン、弾丸発射で直径約10mの人工クレーター作成、3機の探査ロボット投下と観測の成功など、7つの「世界初」を立て続けに成功させた「チームはやぶさ2」。快挙の裏には、驚くべき「成功の方程式」が存在した。6年におよぶ密着取材が描き出すノンフィクションの傑作。

目次 : 第1章 「世界初」の旅立ち/ 第2章 リュウグウとの闘い/ 第3章 はやぶさ初号機のリベンジ/ 第4章 人工クレーターを作れ!/ 第5章 はやぶさ2からの贈り物/ 第6章 初号機から2号機へ渡された「成功へのバトン」/ 第7章 はやぶさ2の勝利を呼び寄せた3つの「方程式」/ 特別篇 原晋&池上彰―成功の理由をどう見たか

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • クリママ

    地球生命と太陽系誕生の謎を解き明かす手掛かりを得るため、約3億km離れた直径わずか900mの小惑星リュウグウへ向け2014年に打ち上げられ、リュウグウのサンプル採取して2020年に地球に持ち帰り、また旅立った「はやぶさ2」の2195日の旅を克明に取材したもの。周到な計画、繰り返されるシュミレーション、官民問わず多くの人の尽力。私に若さと知力と不断の努力をする能力と運があったなら、こんな仕事に携わりたかった。接近するまでリュウグウがどんな形状の星なのかもわからない、まさに「大冒険」だった。成功、おめでとう!

  • 1.3manen

    地元図書館。英検にも英作で宇宙開発は出るので。知識を入れておきたい。図によると、はやぶさ2は、地球の重力を利用して加速する地球スイングバイで燃料を大幅に節約することに成功(35頁)。159頁のスカイツリーとリュウグウ、イトカワの比較は意外にわかりやすい。900mの前者、535mの後者は東京タワーよりも大きい。両者は地球接近小惑星のひとつ(201頁)。記者によると、JAXAは失敗を大事にする文化があるという(291頁)。前例がない時はそれが大事になってくることもあろう。

  • きみたけ

    面白かったです。はやぶさ2の偉業の舞台裏を詳細に伝えるドキュメント、上質な映画一本に相当しますね。はやぶさ2の「7つの世界初」はNASAにも対抗しうる日本の技術の誇りです。ピンポイントタッチダウンは「飛行機の高さの2倍のところから甲子園球場のマウンドに降りる」ほどの着陸技術力で、はやぶさ2を支えた日本のものづくりは本当に素晴らしいと思います。小惑星リュウグウは太陽系誕生の前や初期の物質や痕跡が残されている可能性が高く、太陽系の「タイムカプセル」と言われています。小惑星リュウグウに接近した時の写真に大興奮。

  • yyrn

    300 頁中50頁で「はやぶさ2」は早々に小惑星リュウグウに到着してしまうので、どこに山場が来るのかと思いながら読み進めたが、小山はあっても、残念ながら?初号機の帰還時ような手に汗握るドラマ(全4エンジンの停止、通信途絶)は起こらず、初号機での数々の危機を乗り越えた教訓を生かし、ほぼ完ぺきに計画は遂行されたようで、読み物としてはつまらないが、世界初の7つの技術を成功させるなど日本の科学力の高さは誇らしく、またそれができる国情を嬉しく思う。軍隊が国民に銃を向けるミャンマーような国では百年経っても無理だろう。

  • スプリント

    はやぶさでの経験値があったからこそ「はやぶさ2」は順調にミッション遂行ができただとわかる。

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