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笑わない数学

Nhk「笑わない数学」制作班

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784046064301
ISBN 10 : 4046064307
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • absinthe

    本書はテレビ番組の解説本らしい。素数、無限、四色問題、フェルマの最終定理、確率、ガロア理論の話題を丁寧に解説。初心者向けの割には踏み込んだ内容。群の定義も正確に掲載されていて、興味を持ったら深堀できるようになっている。数学の話題は本で扱うのは難しい。「数式を使わない」とうたう本は多く、細部を省いた類書は多い。踏み込みすぎるとついていけなくなるからだが、そういう本ではここまで面白さが伝わらない。本書は入り口はしっかり見て、その不思議さを味わうことができるようになっている。ちょうど良い難しさ。

  • trazom

    素数/無限/四色問題/フェルマーの最終定理/確率論/ガロア理論の6つのテーマが取り上げられている。「はじめに」に書かれた「数学に知られざる魅力があるなら、私たちだって味わいたいし、芸術家たちが残した絵画や音楽を気軽に楽しむように、数学というアート作品を楽しんだっていいはずです」という思いが手に取るように伝わってくる。「笑わない」と言うだけあって、説明の途中で適当にごまかすことなく、Q.E.D.まで丁寧に記述しているのも良心的だと思う。偉大な数学者のエピソードも豊富で、難問と人との関りのドラマが楽しめる。

  • まこみや

    毎回TV放映を楽しみにしていた。成功の要因は三つ。@「はじめに」に説く通りMCにパンサー尾形を起用したこと。A登場する「天才」数学者の人生を物語として伝えたこと。さらに、B数学上の大テーマの追窮をまるでミステリか犯人を解明する「物語」のように、視聴者(読者)を引導したこと。日常的次元から深く深く掘り下げていくと、あるときハッと異次元の時空に繋がる。その美しさや神秘性。それは天才数学者たちが見ている世界をちらりと垣間見させてくれるかのようだ。近年とみに値下がりした「天才」という言葉の真の意味を教えてくれる。

  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    このテレビ番組を知ったのは再放送されていた数学公式のマルチユニバースを説く「非ユークリッド幾何学」の回を見たのがきっかけだ。私も学生時代、数学にコテンパンに打ちのめされ、苦手意識を持つものの苦手だからこそ、気になって仕方なかった側である。特に二次方程式の公式は何故、その公式に至ったのかの過程が知りたくもできずに丸暗記するしかなかった口である。その為、本書を読んだが、難解さに頭を抱えてしまった。でもそんな数学を苦手としつつも心のどこかで気になっている人に大分、取っつきやすい構成になっているのが好感を持てる。

  • まえぞう

    パンサーの尾形貴弘を起用した真面目な数学番組が本になりました。番組で取り上げたものの一部ですが、テレビでは紹介されなかった掘り下げた内容もあります。他の話題についての続編も期待したくなります。

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