Books

ソフトウェアアーキテクチャ・ハードパーツ 分散アーキテクチャのためのトレードオフ分析

Neal Ford

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784814400065
ISBN 10 : 4814400063
Format
Books
Release Date
October/2022
Japan

Content Description

トレードオフを見極め、状況に合った選択をする。サービスの粒度やデータの所有権、コードの再利用やワークフローの調整、可用性や信頼性の実現などアーキテクチャの難題に対するトレードオフを、モノリスを分解しマイクロサービスアーキテクチャに再構築する例を通して詳しく説明。

目次 : 「ベストプラクティス」がないとどうなる?/ 第1部 分解する(ソフトウェアアーキテクチャにおける結合の見分け方/ アーキテクチャのモジュール化/ アーキテクチャの分解/ コンポーネントベース分解パターン/ 業務データの分解 ほか)/ 第2部 つなぎ合わせる(再利用パターン/ データの所有権と分散トランザクション/ 分散データアクセス/ 分散ワークフローの管理/ トランザクショナルサーガ ほか)

【著者紹介】
ニール・フォード : Thoughtworksのディレクター、ソフトウェアアーキテクト、ミームラングラー(役職名。情報・文化の遺伝子体現者の意)。Thoughtworksは、最も困難な課題を解決する技術を提供するためにディスラプトな思考を持った、情熱的で目的意識の高い個人が集まったコミュニティおよび企業である。組織として、IT業界に革命を起こし、社会にポジティブな変化をもたらすことを目指している。Nealは、ソフトウェアの開発とデリバリー、特にアジャイルなエンジニアリング手法とソフトウェアアーキテクチャの分野に関する、国際的に認知された専門家だ。これまでに7冊ほどの書籍と多数の記事執筆や動画プレゼンテーションを行い、世界中で何百もの開発者向けカンファレンスで講演してきた経験を持つ。これまでに扱ってきたテーマは、ソフトウェアアーキテクチャ、継続的デリバリー、関数型プログラミング、最先端のソフトウェアイノベーション、そしてビジネスに焦点を当てた技術的プレゼンテーションの改善など

マーク・リチャーズ : マイクロサービスアーキテクチャやサービス指向アーキテクチャなど、さまざまな技術を駆使した分散システムの構築、設計、実装に携わる経験豊富なソフトウェアアーキテクト。1983年からソフトウェア業界に身を置き、アプリケーションアーキテクチャ、統合アーキテクチャ、エンタープライズアーキテクチャの分野で豊富な経験と知識を持つ。マイクロサービスやエンタープライズメッセージング技術などに関する技術書の執筆や動画講演も多く行っている。また、カンファレンス講演者やトレーナーとしても活躍しており、世界中の何百ものカンファレンスやユーザーグループで、エンタープライズ関連のさまざまな技術的トピックについて講演を行っている

ピラモド・サダラージ : ThoughtworksのデータおよびDevOps担当ディレクター。専門分野は、アプリケーション開発、アジャイルデータベース開発、進化的データベース設計、アルゴリズム設計、データベース管理など

ズハマック・ダギャニー : Thoughtworksの先端技術担当ディレクター。それ以前は、Silverbrook Research社でプリンシパルソフトウェアエンジニア、Fox Technology社でシニアソフトウェアエンジニアを務めた

島田浩二 : 1978年、神奈川県生まれ。電気通信大学電気通信学部卒業。2009年に株式会社えにしテックを設立。2011年からは一般社団法人日本Rubyの会の理事も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • レスペピック

    原著が2021年発行ということで2025年現在よりマイクロサービスが流行していた時期の本で、複雑なモノリスが分解されたあと、特に11章以降はまだまだ実践でのプラクティスが蓄積されていないため、青写真的な印象は否めなかった。しかし、複雑なモノリスを保守性・テスト性・デプロイ性・スケーラビリティの観点で分解し、取りうる選択肢とそのトレードオフを丁寧かつ中立的な立場で述べ、複雑化したチケットアプリケーションという具体的な題材で論じられるので読みやすい。コンポーネントの規模や依存をCIで監視して統制する手法もよい

  • しょっさん

    アーキテクトが釣り合いを取るために必要な「トレードオフ」にはどういった観点が存在するのかを理解するために。 サービスやデータの粒度、各アーキテクチャパターンでのトレードオフについて丁寧にまとめられていました。今、自分が実施しているワークショップでも、今後のアーキテクテュラルディシジョンでも、指針として大いに役に立つ内容が盛り込まれていました。 これ単体で、章ごとにまとめるだけでも、私の仕事は、相当楽になるなと感じました。

  • Lambda

    ざっと読み。個人的にはあまり収穫がなかった

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items