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わたしのなつかしい一冊

Natsuki Ikezawa

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784620326931
ISBN 10 : 4620326933
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

友情、自由、冒険、歴史―ぜんぶ本が教えてくれた。人気作家ら50人が、何度も読み返す“人生の一冊”を語る。軽やかな絵と文章でおくるブックガイド。

目次 : 1 物語が教えてくれた(池澤夏樹・選『オオカミに冬なし』/ 益田ミリ・選『窓ぎわのトットちゃん』/ 江國香織・選『時の旅人』/ 河直美・選『ムーミン谷の彗星』/ 小川洋子・選『トニオ・クレーゲル ヴェニスに死す』/ 中島京子・選『赤頭巾ちゃん気をつけて』/ 落合恵子・選『はなのすきなうし』/ 永井愛・選『外套・鼻』/ 持田叙子・選『どくとるマンボウ青春記』/ 村上陽一郎・選『シラノ・ド・ベルジュラック』/ 荒川洋治・選『運命』/ 柚木麻子・選『ハイジ』/ 川本三郎・選『飛ぶ教室』/ 中野京子・選『雨・赤毛』/ 太田省一・選『時をかける少女』/ 田中優子・選『長い長いお医者さんの話』/ あさのあつこ・選『人間の絆』/ 小島ゆかり・選『中島敦全集1 光と風と夢』/ 養老孟司・選『射程』)/ 2 道に迷ったときに(角田光代・選『リチャード・ブローティガン詩集 突然訪れた天使の日』/ 堀江敏幸・選『孤島』/ 加藤陽子・選『見るまえに跳べ』 ほか)/ 3 世界をみつめる(小島慶子・選『女神記』/ 藤原帰一・選『あなたと原爆―オーウェル評論集』/ 島田雅彦・選『イエスという男―第二版(増補改訂版)』 ほか)

【著者紹介】
池沢夏樹 : 1945年生まれ。作家、詩人。1988年、「スティル・ライフ」で第九十八回芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    毎日新聞の書評欄に連載されていたものを1冊にまとめたものです。一人が1冊ということで池澤夏樹さんからはじまり武田徹さんまで50冊の本が紹介されています。3分野に分かれていますが有難いのは文字が大きく非常に読みやすくなっています。わたしにも懐かしい本が多く再度読みたくなる本が数多くありました。そこにある絵がまた良くて読みたくなる気にさせてくれます。

  • kinkin

    新聞に掲載された『今週の本棚』書評欄のコラム集。様々なジャンルの人が描いている。私の場合はなんの本だったろう。思い出すと、北杜夫のどくとるマンボウ航海記だった気がする。それまではそんなにいやほとんど本を読まなかったと記憶している。北杜夫のユーモアがその後の読書に影響している似かもしれない。筒井康隆のドタバタや寺山修司の本、その後は植草甚一など。田舎なので現在のような大手古書店もない中、本屋で買うのがほとんど。ワンクリックで欲しい本が翌日に届く時代でもなかった。図書館は遠かったので行けなかった。図書館本

  • けんとまん1007

    おすすめの1冊ではなく、なつかしい1冊というのがいい。もちろん、おすすめでもあると思うが、受け取る側への響き方が違う。やっぱり、自分はこちらをとる。この作家が、この作品・この作家なんだという発見があって楽しい。ふと思い出したのだ、この前に読んだ本の一文。政治家が、どんな本を読んできたか・・・ここで判断すると良いのでは・・・と。改めて頷ける。取り上げられているうち、何冊かをさっそく図書館で予約・・楽しみ。

  • みかん🍊

    自粛生活で時間が出来て懐かしい本をもう一度再読する感じで作家など50名の本の紹介、知らない本も知らない方もありましたが、『時をかける少女』や『ボッコちゃん』は大好きで再読したい本、津村さん紹介の『さむけ』は読んだ事ないけど興味が引かれた、『方丈記』の「ゆく河の流れは絶えずしてしかももとの水にあらず」の1節は高校の古文で習って以来好きな言葉です、新刊ばかり追いかけている今日この頃懐かしい本も読みたいな。

  • 佐島楓

    著名な作家や文化人が、思い出に残る一冊について書いたもの。プロの書き手による「自分の好きな本の話」を読むのが、こんなに楽しいとは! 世代・性別・環境もさまざまな方々なので、選書もバリエーションがすごく幅広いし、やはり熱量というか、その一冊にかける思いが伝わってきて読んでいて終始ドキドキしていた。今では古典と呼ばれる本を、改めて読み返したくなった。

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