Product Details
ISBN 10 : 4043620055
Content Description
水木しげるとは妖怪を通じて結ばれた師弟の絆を深め、大塚英志とは民俗学の巨人にして現代妖怪の産みの親・柳田國男の功罪について語り合い、宮部みゆきとは妖怪を通して日本文化の来し方を振り返り、唐沢なをきとは「妖怪図鑑」の楽しみ方をディープかつ無責任に提示。怪しいことのあれこれを色んな視点で語りたおした、間口は広く、敷居は低く、奥が深い、妖怪の世界に対する溢れんばかりの思いが込められた、充実の一冊。
目次 : 水木しげる―妖怪が深める師弟の絆/ 養老孟司―脳化社会の妖怪たち/ 中沢新一―ダンディな悪なる自然/ 夢枕獏―闘う陰陽師作家、嗤う妖怪作家/ アダム・カバット―江戸の妖怪キャラクター/ 宮部みゆき―妖怪と心の闇をのぞく/ 山田野理夫―妖怪と怪談の真髄/ 大塚英志―民俗学は偽史だったのか?/ 手塚眞―妖怪を生み出す手法/ 高田衛―偉大なる我らのエンタテインメント/ 保阪正康―「妖怪」がわかれば「昭和」もわかる/ 唐沢なをき―妖怪図鑑は、愛と勝負感できまる!/ 小松和彦―妖怪学の現在/ 西山克―妖怪学とは何か?/ 水木しげる・荒俣宏―睡眠力こそすべての源/ 文庫版特別収録・尾上菊之助―脈々たる「和」と「怪」の系譜
【著者紹介】
京極夏彦 : 小説家、意匠家。1963年北海道生まれ。94年、かねてよりアイデアを温めていた妖怪小説『姑獲鳥の夏』で小説家デビュー。『魍魎の匣』で第49回日本推理作家協会賞、『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞、『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞、『後巷説百物語』で第130回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Tetchy
読了日:2025/08/27
みゆ
読了日:2025/09/20
優希
読了日:2018/11/03
gonta19
読了日:2015/05/01
佐島楓
読了日:2014/02/24
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