ナラ・レオン 美しきボサノヴァのミュ-ズの真実

【ナラ・レオン没後２０周年メモリアル】


ナラは、僕が夢見ていた女性像そのものだったんだ。愛嬌があって、繊細で、音楽的で、裏表がなくて、知的で、スイートで、教養があって、とにかく全て」
ホナルド・ボスコリ（ソングライター）

名著『ボサノヴァの歴史』にも書かれていない、ナラの知られざる生涯を描いた伝記・決定版。
女神の歩んで来た道は、こんなにも波瀾万丈だった！ ミュージシャン達のたまり場でボサノヴァ誕生のきっかけとなったナラのアパートの話、エリス・レジーナとの対立、アルバム制作秘話、フランス亡命時のエピソード、恋、結婚、出産、子育て、病魔との闘いなど……激動の時代を生きたナラという一人の女性の生き方を知る唯一の本。さらに定説をひっくり返す新たな真相がふんだんに盛り込まれた、ブラジル音楽ファン必読の１冊です。
堀内氏による思い入れたっぷりの解説（８年越しの企画）、ディスコグラフィー付き。

著者：Sérgio Cabral
ブラジルの音楽評論家としては第一人者として有名。1982 年からはリオ・デ・ジャネイロ市会議員も長年務めている。息子のセルジオ・カブラル・フィーリョは、2009年現在、リオ・デ・ジャネイロ州知事。

監修：堀内隆志
鎌倉のcafé vivement dimanche、雑貨店dois,CD ショップclaro のオーナー。ナラ・レオンの多くのCD の選曲・監修を手がけている。また、ラジオ番組の構成＆パーソナリティなどジャンルを超えて活動中。