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町田尚子画集 隙あらば猫

Naoko Machida

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784861528972
ISBN 10 : 4861528976
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2022
Japan

Content Description

最新作 描き下ろしミニ絵本(8ページ)収録
人気絵本作家・町田尚子、待望の画集刊行!

町田尚子は、いま注目の人気絵本作家です。緻密な描写、大胆な構図をもつ作品で、絵本の中に奥行きのある世界を描き上げてきました。京極夏彦とタッグを組んだ怪談えほん『いるの いないの』をはじめ、話題の作品を次々と発表し、高い評価を受けています。

そんな町田の座右の銘は、「隙あらば猫」。童話や遠野物語など、一見、猫とは関係のない様々な物語の中でも、よく見ると、脇役として猫を登場させています。近年では、猫が登場する絵本を多数描き、その繊細な筆づかいで見る人を驚かせてきました。絵本の中に描かれた猫たちは、毛並みから仕草まで緻密に表現され、猫と共に暮らす彼女の観察眼の鋭さ、そして猫を慈しむ眼差しが感じられます。

本書では、デビュー作から最新作までの絵本の絵、装画、オリジナルの絵の仕事を収録します!

◉ 最新著者インタビュー収録
◉ ブックデザイン 大島依提亜


《著者情報》
町田尚子(マチダナオコ)
1968年東京生まれ。画家、絵本作家。武蔵野美術大学短期大学卒業。絵本作品に『うらしまたろう』(あかね書房)、『マッチうりのしょうじょ』(フレーベル館)、京極夏彦とタッグを組んだ怪談えほん『いるの いないの』『あずきとぎ』(ともに岩崎書店)などがある。猫が主役の絵本に『ネコヅメのよる』(岩崎書店)、『なまえのないねこ』(小峰書店)、『ねことねこ』(こぐま社)、『ねこはるすばん』(ほるぷ出版)など。多くの読者に愛される絵本を描き続けている。

【著者紹介】
町田尚子 : 1968年東京生まれ。画家、絵本作家。1991年、武蔵野美術大学短期大学部卒業。デザイン事務所に勤務しながらタブローを制作、ギャラリーで作品を発表。2000年、フリーのデザイナーに。装画や挿絵を手がけるようになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    町田 尚子は、新作中心に読んでいる絵本作家です。著者の初画集、タイトルからもっと所狭しと猫が並んでるかと思いきや、そこまでではないにゃあ(=^・^=) 輝夜姫的な描き下ろしミニ絵本も好いにゃあ😻 https://www.seigensha.com/books/978-4-86152-897-2/

  • ままこ

    ページをめくると、そこに広がるのは目眩く町田尚子さん描く猫の世界。言葉がなくても絵だけで物語を感じさせる。どの猫も存在感があり個性的で可愛い。特に好きなのはインパクトある表紙の『ネコヅメのよる』とユーモラスな『ねこはるすばん』色んな作品にさりげなく描かれていた町田さん愛猫の白木ちゃん『白木のピョン』深い愛情と切ない想いがこもったラストはジンときた。インタビューも興味深く面白かった。よりぬき収録イラストも素敵。隙あれば猫を探せる楽しさを堪能。

  • ぶんこ

    町田さんの猫の絵本のファンなので楽しめました。1冊ずつの絵本で読んでいた時には少ししか感じなかった『暗さ』が、この本ではより感じられて少し怖かったです。インタビューを読んで、「高校時代は根暗で、暗い=悪いことと思い込んでいたが、ラッカムの絵から暗いからこその魅力を感じて解放された」とありました。日本では「可愛い」がもてはやされますが、他の国ではリアルな猫が好まれる面があるのかな。個人的には「可愛い」か「ぶさかわ」が好きなので、「怖い」は苦手と再認識。

  • yumiha

    「町田尚子原画展」へ行けなかったこと、今さらながら残念。その図録とも言うべき本書。開けば、なつかしい絵本が次々と目に飛び込んでくる。え⁉「新潮45」の表紙絵も描いておられたの?と驚いた、今とは違う画風の絵もあり。でも、一番嬉しかったのは、本書でしか見られないであろう「白木のピョン」。そっか…ピョーンと大跳びしちゃったんだね…としみじみながら納得した。他にも白木クイズやスケッチ風の白木さんがいる「これは猫ですか?…」も堪能させていただいた。

  • よこたん

    絵本の中の猫に、ほんわりしたり、うふふとなったり、切なくなったり、不穏な心地になったりと、かなり忙しい。クルクル変わる眼のように、同じ猫でも気まぐれな表情。そこがかわいいのだけれど。しぃんという音があるなら、きっとここで聞こえる、町田さんの怖い絵本には、いつも体温を吸い取られる気がする。そして、出てくる猫達は黙って何でも知っているという顔つきなのに、よそよそしい。描かれる人間も、実は猫が化けてるんじゃないかと思ってしまう雰囲気。ちょうど読み始めた『天狗ノオト』の表紙絵が町田さんと知り、かなりびっくり。

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