Books

猪瀬直樹著作集 9 日本の近代

Naoki Inose

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784093942393
ISBN 10 : 4093942390
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2002
Japan

Content Description

名曲を生んだ2人の男の運命を追いながら、背景にあった明治という時代の若々しい空気を伝える。ミス上海、シルクロード探検隊といった2人をとりまく絢爛たる群像を追い、その時代の「夢」を浮き彫りにしていく。

【著者紹介】
猪瀬直樹 : 1946年長野生まれ。『ミカドの肖像』で87年第18回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。『日本国の研究』で96年度文芸春秋読者賞受賞。既成の常識に捉われないユニークな視点でつぎつぎと作品を発表、『ペルソナ三島由紀夫伝』『マガジン青春譜川端康成と大宅壮一』『ピカレスク太宰治伝』の作家評伝三部作が話題に。2002年6月、道路関係四公団民営化推進委員に任命された。政府税制調査会委員、日本ペンクラブ理事・言語表現委員長、日本文芸家協会理事、国際日本文化研究センター客員教授、東京大学客員教授など幅広い領域で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • tamami

    前回取り上げた『やまと言葉で…』の著者竹内さんと猪瀬さんは同じ高校の同窓・同学年という。本を読むことの楽しみの一つに、そんな奇縁とも言う事柄がひょこっと顔を覗かせては、その意外な広がりに気づかされることがある。本書は、猪瀬さんが自分の故郷でもある北信濃を唱った島崎藤村の「千曲川旅情の歌」にある「濁り酒」の背景を探るところからスタートする。物語は、藤村、高野辰之、井上武子等の信州に繋がりのある人々から、大谷光瑞、岡野貞一といった明治から昭和に掛けて我が国の文化・芸術活動を支えた人々の足跡にまで、説き及ぶ。→

  • へくとぱすかる

    「ふるさと」をはじめ、今も歌い継がれている唱歌のかなり多くを作詞した高野辰之、作曲の岡野貞一の生涯を中心に、大谷光瑞、島崎藤村の若かった時代が複雑にからんでいく。高野の姪にあたる人のロングインタビューが軸で、音楽関係の記述は少なめだが、清濁とりまぜての伝記が興味深い。この本が出たころは、まだ明治の人物を直接知る人が健在だった時代だったのか、と意外な思いがした。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items