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Suri Collection

Nagi Yoshida

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784866070056
ISBN 10 : 4866070056
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

TBS「クレイジージャーニー」に出演して大反響!
<裸の美人写真家>ヨシダナギ1st作品集。

スリ族。エチオピア南西部に彼らはいる。
花、葉、実、土、茎、枝。彼らを飾る自然のすべて。
裸の体を地球上で最も鮮やかに彩る民を撮るために、私も服を脱ぎ、裸になった。

褐色の肌に葉柄のスタンプ。
顔の周りに巻きつけた野生花のリース。
見たこともない実をつけた樹木のクラウン。
思い思いの草花を手当たり次第集めて、顔や身体に巻きつけていく。
石灰石や赤土を山から持ってきては水に溶かして自分の顔や体に塗る。

「同じ地球上に、こんな妖精のような人たちがいるのか」。

メイクアップが終わった彼等らを目の前にした瞬間、突然、自分がおとぎ話の世界に迷い込んだような錯覚に陥った。


● この本を読んでいただきたい方
・旅が好きな方
・アフリカが好きな方
・写真に興味がある方
・ファッションに興味がある方

● この本をつくったきっかけ
著者のヨシダナギさんは1986年生まれのフォトグラファーです。

アフリカ人への強烈な憧れを幼少期から抱き、「 大きくなったら自分もアフリカ人のような姿になれる 」と信じて生きるが、自分が日本人だという現実を両親から突き付けられ、10歳の時に大きく挫折したそうです。

それから独学で写真を学び、2009年より単身でアフリカに渡り、憧れの彼らの写真を撮りはじめました。アフリカの裸族と共に裸になったことがフューチャーされたのをきっかけに、その後、その奔放な生き方と写真が評価され、さまざまなメディアで紹介されました。

現在はフォトグラファーとしてアフリカや途上国の秘境や僻地で写真を撮りながら、“アフリカ人の美しさ"や"アフリカの面白さ"を伝えるべく、講演会やコラム寄稿などの活動を積極的に行っています。
そんなヨシダナギさんの1st作品集として、この写真集は生まれました。

● 著者メッセージ
日本で「ファッション」というと、「人からどう見られるか」ということに重点を置いているように思えるけれど、
スリ族のそれを見ていると、ファッションは感情表現に近い。
彼らは太古の時代からほとんど変わらない姿のまま、自然の中で生きてきた。
満月が出れば身の回りにある草花で自分を着飾っては踊り、嬉しいことがあればメイクをして唄う。
ファッションは自分の心を表現するための楽しいモノ。
私自身がそんな彼らの姿を目の前にした時の形容できない浮遊感をこの作品集を通して、皆さんにも味わっていただきたい。
そして、貧困、紛争、HIVという話題だけでない「アフリカ」に興味をもってもらえたら、うれしゅうございます。

Photographer ヨシダ ナギ

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アキ

    アフリカ・エチオピア南西部に暮らす世界一ファッショナブルな民族、スリ族。褐色の肌に原色の模様、顔の周りに巻き付けたリース、緑の葉のクラウン。そしてすらりと伸びた肢体。決まっている。これが楽しむためだけに行われる行為だとは。彼らにはファッションは感情表現なのか?アフリカに魅せられて20代で単身渡ったヨシダナギ氏だからこそ撮れた写真たち。パワーを感じる写真集。

  • あじ

    アーティスト、デザイナー、モデルの三役をスリ族は一人でこなす。彼らが集まる空の下は大地のギャラリー。保護色を捨てた新人類だ。ボディペイントの配色も模様も、素晴らしすぎて言葉を失う。花や木の実は引き立て役。ポージングにも惚れ惚れとしてしまう。個性の抑圧を見事に組み伏せ、魅せてくれた写真集でした。

  • らぱん

    エチオピアの少数民族スリ族を被写体にしている。身体を身近な葉や花や実などの植物や鳥の羽で飾り、顔を含む全身にペイントする。その図柄は幾何学模様もあり、顔を動物に似せたものもあり、動物の毛皮の模様を身体に施したものもある。それは日常の姿ではなく、お祭りや結婚式などの「ハレの日」のお洒落であるらしい。子供たちはまるで妖精のようだ。 ヨシダナギは画面を作り込み発色させる。スタイリッシュな素材をスタイリッシュな技術で切り取る。その意味では自然のままのスナップや記録ではなく作品であり、自分はそれをかなり好きだ。↓

  • くろにゃんこ

    スリ族の方の写真集。すごい!ものすごいです。身体をペイントして、花や葉っぱなどの植物で顔周りを飾る。それぞれが個性的でファッショナブル。カッコよく美しい。このセンスはどこからくるのか…色々と気になります(*^-^*)

  • ちえ

    前から気になっていた本が図書館にあったとは!土や植物で体を飾る。なんてカラフルでファッショナブル!なんて生き生きしてパワフル!写真家のヨシダナギ氏のあとがきにもあるがお祭りや結婚式などの「ハレ」の日のおしゃれなんだ。自分のためのおしゃれ、彼らの自信が伝わってきて元気をもらえた。

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