Now-yearbook 1980

大好評の〈NOW〉シリーズによる ”年鑑” コンピレーション、「1983年」「1984年」「1982年」「1981年」に続く最新作は、音楽シーンが ”最高にポップで革命的な10年” を迎えようとする、その歴史的転換期の幕開けとなった「1980年」にフォーカス。

クイーン「Another One Bites The Dust」、ABBA「Super Trouper」「The Winner Takes It All」、ポール・マッカートニー「Coming Up」「Waterfalls」といった、60〜70年代に功績を残してきたビッグネームたちの ”時代を味方につけた” 大ヒット曲はもちろん、ポストパンク、２トーン、ニューウェイヴから、ディスコ〜ブラコン、AORまで、新時代の幕開けにふさわしい名曲・お宝曲を全85トラック収録。

CD１には、まさしく80年代の主役となる、ポリス、ブロンディ、アダム＆ジ・アンツ、プリテンダーズ、デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズ、ザ・ジャム、マッドネス、ウルトラヴォックス、オーケストラル・マヌーヴァーズ・イン・ザ・ダーク (OMD) などポストパンク〜ニューウェイヴ組のフレッシュなヒット曲を中心に収録。

CD２は、80年の10月にリリースされ、その死後の12月からチャートを再浮上しはじめたジョン・レノン「(Just Like) Starting Over」を皮切りに、ローリング・ストーンズ、ストレイ・キャッツ、ステイタス・クォー、レインボー、ジューダス・プリースト、モーターヘッドなど前半は ”ロックモード” な流れとなり、一方後半は、AORの名曲をブリッジとして、ドナ・サマー、チェンジ、ギャップ・バンド、ジャーメイン・ジャクソン、ティーナ・マリー、トム・ブラウンといったディスコ〜ブラコンヒットが数珠つなぎ。

CD３は、ザ・クラッシュ、ラモーンズ、エルヴィス・コステロ、ジョイ・ディヴィジョン、スージー＆ザ・バンシーズ、ブームタウン・ラッツ、マーサ＆ザ・マフィンズ、ツーリスツ、バッド・マナーズ、セレクター、スペシャル・AKA (スペシャルズ) 、UB40という、パンクからポストパンク〜２トーンスカ〜レゲエなどへの変遷を見事にプレイリスト化した構成。

CD４には、ABBAやポールの名曲に続く形で、オリビア・ニュートン・ジョン、シーナ・イーストン、ノーランズによる80s不朽のアンセムを収録。ほか、ケリー・マリーによるPWL産初期ハイエナジーヒット「Feels Like I'm In Love」、「今宵ダンスで」の邦題でもおなじみリキッド・ゴールドの「Dance Yourself Dizzy」、80年５月にUKシングルチャート１位を獲得した映画『M*A*S*H*』のテーマソング「Suicide Is Painless」、ジョナ・ルイスによる反戦歌「Stop The Cavalry」といった、当時をリアルタイムで過ごしたリスナーには嬉しくも懐かしい、この時代ならではの人気曲もしっかり収録。