Product Details
ISBN 10 : 4320057333
Content Description
"自然には不思議なことが多い。なぜ木肌に隠蔽するガもいれば,目立つ目玉模様を持つガもいるのか?クジャクはなぜ雄だけがきれいな尾羽を持つのか?巣内の鳥のヒナは,捕食者から見つかるかもしれないのに,なぜ騒がしく鳴くのか?働きアリは雌なのに,なぜ自分で繁殖せずに妹や弟を育てようとするのか?行動生態学は,このような自然界の不思議の解明に取り組み,生物がその生態の中でいかに適応しているのか,そしてそれはどのように進化したのかを調べる学問である。
本書は,行動生態学の最も良く知られた教科書である『An Introduction to Behavioural Ecology』第4版の日本語版である。原著第2版の日本語版はすでに出版されているが,原著第4版で大幅な改訂が行われたため,日本語版も改訂して出版されることになった。本書では,行動生態学のこれまでの成果,最前線の現状,将来への展望がまとめられている。最近までの研究の成果から,これまでの旧版の内容が否定されたり,強調される部分が異なったりしている場合も多いので,必見の価値がある。行動生態学を学び始めた若い学生・院生はもちろんだが,教育者,研究者もぜひ読んで欲しい教科書である。"
【著者紹介】
野間口眞太郎 : 1987年九州大学理学研究科博士課程修了。現在、佐賀大学農学部応用生物科学科教授・理学博士。専門は行動生態学
山岸哲 : 1961年信州大学教育学部卒業。現在、山階鳥類研究所名誉所長・元京都大学大学院理学研究科教授・理学博士。専門は動物生態学
巌佐庸 : 1980年京都大学大学院理学研究科博士課程修了。現在、九州大学大学院理学研究院教授・理学博士。専門は数理生物学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
Ribes triste
読了日:2015/10/03
好奇心の横断歩道を渡る!
読了日:2019/07/11
Bon Voyage
読了日:2017/05/06
takao
読了日:2025/08/28
YM
読了日:2015/05/12
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

