Blu-ray Disc

Shinagawa Path Digital Shuufuku Ban Premium Edition

User Review :5.0
(3)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
BBXN4040
Number of Discs
:
1
Production Year
:
1957
Format
:
Blu-ray Disc
Copyright
:
(C)日活
Other
:
+DVD, Standard, 1957
Director
:

Product Description

浮世の風にうつつを抜かし女追うのも御時世ならば、国を憂うもまた時世、乱世の幕末に躍り出たチョンマゲ太陽族の艶笑秘聞を生きのよい、出演者を掌にのせ思う存分に描く鬼才川島雄三が残した会心話題作。

Content Description

■本編:110分 / 製作年:1957年 / 製作国:日本

【映像特典】(特典DISC)約100分(予定)
(1)落語「居残り左平次」/柳家権太楼(予定)
名匠・川島雄三は如何に落語に挑んだか!?映画のベースとなった落語「居残り左平次」を収録。本編と聞き比べ。 (2)映画『幕末太陽傳 デジタル修復版』の落語ネタと江戸の落語
落語家・鈴々舎馬桜が『幕末太陽傳』にちりばめられた落語ネタや知っているとより映画が楽しめる江戸落語のお話。
(3)映画『幕末太陽傳 デジタル修復版』映画フィルムとデジタル修復の意義
今回のデジタル修復した映像、音声の技術解説。
(4)放蕩息子・徳三郎を演じた梅野泰靖氏の撮り下しインタビュー(予定)
(5)劇場予告編
・封入解説書(P32予定)
・豪華アウターケース付き

【ストーリー】
45歳という若さでこの世を去った川島雄三監督。『洲崎パラダイス 赤信号』(56)や『しとやかな獣』(62)など人間の性をシニカルかつ客観的に描き、全51作品を世に送り出した。古典落語「居残り左平次」ほか様々な噺を一本の物語に紡ぎ上げた本作は、2009年キネマ旬報オールタイム・ベスト映画遺産200 日本映画篇において「東京物語」(53/小津安二郎監督)、「七人の侍」(54/黒澤明監督)、「浮雲」(55/成瀬巳喜男監督)に続く第4位に輝き、川島雄三代表作との呼び声も高く、日活創立100周年を記念してデジタル修復版としてスクリーンに甦る。撮影当時のスタツフが修復に携わることで、映画人の熱い心意気とともに製作時そのままの姿に生まれ変わった。
50年代のオールスター・キャストが織り成す、笑いあり涙ありの江戸の“粋”!そして庶民のバイタリティを凝縮した主人公が暴れまくる痛快さ!閉塞した現代日本に、元気と知恵、そして喝を入れてくれる珠玉の時代劇だ。

時は、幕末、文久2(1862)年。東海道品川宿の相模屋という遊郭へわらじを脱いだ左平次(フランキー堺)は、勘定を気にする仲間を尻目に、呑めや歌えの大尽騒ぎを始める。しかしこの男、なんと懐には、一銭も持ち合わせていなかった…。
居残りと称して、相模屋に居ついてしまった左平次は、持ち前の機転で女郎や客たちのトラブルを次々と解決していく。遊郭に出入りする攘夷派の高杉晋作(石原裕次郎)らとも交友を紡ぎ、乱世を軽やかに渡り歩くのだった。

【キャスト】
フランキー堺
南田洋子
左幸子
石原裕次郎
芦川いづみ

【スタッフ】
監督:川島雄三
脚本:川島雄三、田中啓一、今村昌平
撮影:高村倉太郎
音楽:黛敏郎

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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理屈ぬきで面白い映画である。巨匠・川島雄...

投稿日:2011/06/27 (月)

理屈ぬきで面白い映画である。巨匠・川島雄三日活最後の作品でもある。古典落語の「居残り佐平次」を物語の骨格にすえているが、そのほかにも「三枚起請」「五人廻し」「品川心中」「大工調べ」「お見立て」など、数え上げたらいったいいくつの噺が盛り込まれているのか、落語に詳しい人でなければ実際のところは分からないのではないか。そして俳優陣も豪華である。当時の日活の大スター、タフガイ・石原裕次郎、マイトガイ・小林旭、ナイスガイ・二谷英明を脇役にしたがえて、主役を張るフランキー堺の好演が、いや怪演が光る。いかに名人芸の「居残り佐平次」といえどもさすがに落語家には分が悪いといわざるを得ない。なんといってもフランキー堺は自由自在に舞台となっている品川の飯盛り宿をとび回ることができる。座布団の上に座りっぱなしの落語家はそうはいかない。物語の中でもフランキー堺演じる佐平次は器用にいろいろな芸をこなす。その処世知の旺盛なことには、誰でも素直に舌を巻くだろう。フランキー堺は無駄もないし、エネルギッシュで見ごたえたっぷりの芝居を見せる。彼が演じる佐平次もまた粋でいなせで抜け目がない。役者の演技も楽しめるし、演じられている役柄も同時に楽しめる。これもまたどこか落語と似ている、そんなことをぼんやりと考えつつも最後まで一気に見てしまった。本当に面白かった。お勧めします。

masao さん | 東京都 | 不明

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日本映画ベスト3に入る名作です。

投稿日:2007/12/26 (水)

日本映画ベスト3に入る名作です。

ルビー さん | さいたま | 不明

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フランキー堺って、こんなにカッコ良かった...

投稿日:2004/09/03 (金)

フランキー堺って、こんなにカッコ良かったんだあ!って思いました。すごくうまいです、今更ですが。うまい居残り左平次の高座に出会ったときは、いつも頭に浮かんできます。

ゆみこ さん | 東京 | 不明

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