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日本アンサンブルコンクールの会場。第1ヴァイオリン・相葉明夫(袴田吉彦)、 第2ヴァイオリン・坂口智子(桜井幸子)、ヴィオラ・山田大介(大森南朋)、そしてチェロ・漆原愛(久木田薫)は、弦楽四重奏団の真っ最中だった。一見順調に見えた演奏は、大介が譜面を一枚落としたことで混乱をきたし、追い打ちをかけるように愛のチェロの弦がプツリと切れる。中断される演奏、呆然と立ちつくす4人、ざわめく客席… 終わったのだ。
3年後の夏、4人は各々の道を歩んでいた。智子はポップス演歌のバック演奏者、大介は音楽学院の教官助手、愛は大学院に進みチェロの修行中、そして明夫は盛岡交響楽団のコンサートマスターを務めていた。ある日明夫は、新東京管弦楽団の団員募集告知を目にする。そして、オーディション当日、会場にやってきた明夫は驚くべき光景を目撃する。そこには、智子、愛そして大介がいたのだ。智子はポップス演歌の仕事を失い、愛はチェロコンクールに落選し、大介は助手をクビになったばかりだった。
結局、誰もが満足な結果を得られなかったオーディション後、4人は会場であのアンサンブルコンクールの募集ポスターを見つける。そこへ愛のライバルだった大学院生の伊達響子(椋木美羽)が通りかかり、コンクールに出場することを4人に告げる。彼女が選んだ第1ヴァイオリンは、明夫のライバル、芸大生の保坂だった。「今の相葉くんにはカルテットなんて無理だね」との挑発的な態度に4人は決意を固める。
再びチームとなった4人は、かつて練習を積んだ大学の古い練習室を拠点に、特訓を開始する。明夫が課題曲として持参した楽曲は、まったくのオリジナルだった。馴れない譜面、うまくいかない演奏。明夫の怒声が続く中、智子、大介、愛は不満と疲れで憔悴していった。
そんな4人を見かねた教授の青山(三浦友和)は、あるイベント会社から依頼のあったコンサートツアーの仕事を持ちかける。演奏の練習もできて、お金も稼げる… 渡りに船とばかりにその申し入れを受ける4人だったが、いざふたを開けて見れば、それはろくな会場も宿泊先もないドサ回りの演奏旅行だった。長いツアーの中でいがみ合いぶつかり合いながらも、徐々に4人の間に強い絆が生まれていった。
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投稿日:2004/12/06 (月)
投稿日:2002/06/10 (月)
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