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ISBN 10 : 4094062866
Content Description
すべては、ひとりの老中の判断ミスから始まった―。「幕府VS水戸藩」の確執は、誤解が疑念を呼び、ますます過熱化。さらに孝明天皇の名で出された「密勅」の存在が明らかになるや、大老・井伊直弼による凄惨な「大獄」の嵐が吹き荒れることとなった。そしてその報復として行なわれたのは、「大老暗殺」という前代未聞の大事件だった!
目次 : 第1章 一八五八年編―戊午の密勅と安政の大獄(水戸黄門の隠居所・西山荘から生まれた「倒幕正当化の思想」/ “血”を見ずに事を収めようとした老中・堀田正睦の「判断ミス」/ 堀田老中の“目論見”を完全に打ち砕いた岩倉具視の「列参事件」 ほか)/ 第2章 一八五九年編―正論の開国vs実行不可能な攘夷(“行動の人”吉田松陰が門下生に発した「草莽崛起」という思想/ 「倒幕」が論理的に正当化されることになった「一君万民論」/ 日本が“四千年の中国”より先に民主主義を成立させた「原点」 ほか)/ 第3章 一八六〇・六一年編―桜田門外の変 大老暗殺が歴史を変えた!(井伊直弼をして大弾圧に走らせた「水戸の大陰謀」という事実誤認/ 島津久光に藩内過激派を押さえ込ませた大久保一蔵の「絵図」/ 狙われている情報を掴みながら「開国祝い」の銃に倒れた井伊直弼 ほか)
【著者紹介】
井沢元彦 : 作家。1954年名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒。TBS報道局在籍中の80年『猿丸幻視行』で第二六回江戸川乱歩賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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KAZOO
読了日:2016/06/26
優希
読了日:2025/07/25
ソラ
読了日:2016/04/24
金吾
読了日:2025/08/29
けやき
読了日:2016/04/16
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