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覇者 下 信濃戦雲録第二部 祥伝社文庫

Motohiko Izawa

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396333447
ISBN 10 : 4396333447
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2007
Japan

Content Description

破竹の勢いの織田信長。それを阻止するには、石山本願寺法主顕如、さらに西国の太守毛利家と手を結ぶべきであった。しかし、武田勝頼は信玄の遺言を無視し、亡き勘助の側近さえも退けて邁進する。長篠城の攻防、設楽ヶ原の決戦の勝敗を分けたものは何だったのか?戦国の武将たちを突き動かす欲望、嫉妬など人間の業を鮮やかに浮かび上がらせる傑作。

【著者紹介】
井沢元彦 : 1954年、愛知県生まれ。早稲田大学法学部卒業後、TBS報道局に勤務。80年『猿丸幻視行』で第二十六回江戸川乱歩賞を受賞。以後、『隠された帝』(祥伝社文庫)などの歴史推理、『言霊』(祥伝社黄金文庫)などの評論に独自の世界を開拓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • gonta19

    2007/3/23購入。 2011/1/14〜1/18 高天神城を落とした勝頼であったが、まんまと信長らの策にはまり甲斐の領国経営にも支障をきたし始める。一方の信長はたびたびピンチを迎えながらも奇跡的に切り抜けどんどん勢力を伸ばす。謙信亡きあとの処置を誤った勝頼は滅亡の道を歩み始める。  これまで武田氏を中心とした時代物は読んでいなかったが、さまざまな視点から戦国時代を眺めると、人生を生き抜く上でどういう判断をするのが良いのか、ということに対する様々な示唆が得られるな。でもこうやって流れを見てみると、ほ

  • スー

    遂に完結。長かったぁ〜。武田家の最後は空中分解の様に砕け散ってしまった。やはり勝頼が上杉景勝の味方になったことで北条と手切れになったのが武田家滅亡の原因とされていました。小説なのでどうやって勝頼を景勝が味方にになるように口説くのか興味があったので楽しみでしたが、直江兼続の秘策に驚きました。それは流石に創作だと思いますが。あとはすべてを見抜き確実に一手を打ってくる織田信長が凄すぎる。しかし、主君兼軍師の信長には諌める人が居ない為に驕り討たれる事に。驕れる者は久しからず。

  • カミツレ

    この下巻で際立つのが、武田勝頼のバカ息子ぶりである。「アンタそんなだから、信玄父ちゃんが『わしの死を三年隠せ』って言うんだよ!」と言いたくなる。家臣たちは実際そんな気持ちだったろうし、それでも勝頼をかばって家臣たちが討ち死にしていくシーンには胸がつまされる。そして終盤は、本能寺の変が来るか来るかと思いながら読むのだ。信長が京へ向かうと決めたシーンでは「本能寺キターー」の心地である。が、信長サイドで直接書かれておらず、離れてそのときを迎えた者達のドタバタぶりで間接的に書かれてる。

  • Henly

    信長の英知に勝てず・・・・

  • 忍者千乗りの門戸開放

    別管理していた読了リストより転記

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