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歴史「謎」物語

Motohiko Izawa

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784331652817
ISBN 10 : 4331652815
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2000
Japan

Content Description

理由のわからない事件があると、人間はなんとしても納得したい欲望にかられる。で、あとで、もっともらしい理屈づけをする。私はこれを「逆算の論理」と呼んでいる。不可解な事件の原因をあとで推論する論理である。井沢史観を展開する歴史ロマンの旅。

目次 : 1 謎に迫る(柿本人麻呂はなぜ正史に登場しないのか/ 親鸞、道元の教えはなぜ広まったか/ 軍師・山本勘助の実在否定の謎/ 織田信長はそのときなにを見たか/ 明智光秀謀反の陰に帝の姿が! 〔ほか〕)/ 2 隠された真相(大極殿のクーデター―日本の主権者を決めた最終戦/ 秀吉を支えた参謀・半兵衛と副将・官兵衛/ 絢爛たる戦国の終焉、大坂城/ 四十万石を投げ出したお殿様、加藤明成/ 使い捨てられたテクノクラート大久保長安)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェルナーの日記

    本作は歴史研究者としての井沢氏の作品である。歴史家の井沢氏は、その発想の着眼点の意外性に面白さがある。本書も同様なのだが、ただ取り上げた内容が多くの人々によって、あらゆるメディアで取り上げられたことであり、言ってしまえば語りつくされた事件、枯れた内容といえる。よって真新しさに欠ける概要は否めない。その中で自分的に興味を持った内容は、正史から姿を消した柿本人麻呂。架空の人物?山本勘助。水戸黄門はいかにして創り出されたのか。四十万石を投げ出した加藤明成。使い捨てられた男・大久保長安といった辺りでしょうか。

  • mimm

    歴史の「謎}のダイジェスト版的な。興味を持った項目を、更に突き詰めていくためのツールとして良いかもです。水底の歌は今でも何回も読み返すくらい面白いと思います。あと個人的に明智光秀関連に惹かれる惹かれる。

  • SKH

    古代から近代までの「歴史の謎」を考察。

  • あーさー

    歴史における、さまざまな「謎」を著者独自の目線で推理した作品。正解かどうかは分かりませんが、個人的に納得できる結論が多かったです。

  • naoto

    先日読んだ「歴史不思議物語」のシリーズ的な感じ。でも、「不思議」の方がインパクトがあって面白かったかな。井沢元彦って、柿本人麻呂好きだよね。

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