諸井誠のベ-ト-ヴェンピアノ・ソナタ研究 3(第24番〜第32番)

目次 : ◆INTRODUZIONE / レクチャー・ルームにて：ベートーヴェンのひろがり〜ピアノ・ソナタを中心に / ◆No．24　Fis−Dur　op．78 / 第24番　嬰ヘ長調　作品78 / ◆special　comments / BTHVNを囲む3大　B．−Families　I / ◆No．25　G−Dur　op．79 / 第25番　ト長調　作品79 / ◆No．26　Es−Dur　op．81a / 第26番　変ホ長調　作品81a / ◆special　comments / ベートーヴェンの後期ピアノ・ソナタは何番からか？また、永劫回帰への道とは？ / ◆No．27　e−moll　op．90 / 第27番　ホ短調　作品90 / ◆No．28　A−Dur　op．101 / 第28番　イ長調　作品101 / ◆special　comments / ベートーヴェン後期の6大ソナタについて / ◆No．29　B−Dur　op．106 / 第29番　変ロ長調　作品106　《ハンマークラヴィーア》 / ◆special　comments / BTHVNを囲む3大　B．−Families　II / ◆No．30　E−Dur　op．109 / 第30番　ホ長調　作品109 / ◆No．31　As−Dur　op．110 / 第31番　変イ長調　作品110 / ◆No．32　c−moll　op．111 / 第32番　ハ短調　作品111 / ◆last　comments1 / ポスト・ベートーヴェンのピアノ・ソナタを俯瞰する / ◆last　comments2 / グレゴリオ聖歌からヒポクラテスの箴言に遡る / さいごのあとがき

【著者紹介】
諸井誠 : １９３０年１２月１７日生まれ（東京）。１９５２年３月東京音楽学校本科（現・東京芸術大学音楽学部）作曲科卒業。黛敏郎、入野義朗、柴田南雄等と２０世紀音楽研究所を組織し、１９５７年から６５年にかけて、軽井沢を中心に、大阪、東京等で移動現代音楽祭を開催。十二音音楽、電子音楽等をいち早くとり入れ、また、１９６０年代から尺八を中心に各種邦楽器をも手がけ、邦楽器とオーケストラの統合を企図した独自のジャンルを開発するなど、現代音楽における先駆的存在として活躍し、国際的評価を得る（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）