SACD Import

Il Ritorno d'Ulisse in Patria : Pearlman / Boston Baroque, Guimaraes, Rivera, etc (2014 Stereo)(3SACD)(Hybrid)

Monteverdi, Claudio (1567-1643)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
CKD451
Number of Discs
:
3
Format
:
SACD
Other
:
Hybrid Disc,Import

Product Description


モンテヴェルディ:『ウリッセの帰還』全曲
マーティン・パールマン&ボストン・バロック
新たに校訂された演奏譜によるセッション録音!


モンテヴェルディの大作オペラ『ウリッセの帰還』の新たなヴァージョンの登場。この作品の存在を世間に広めるのに大きく貢献した有名なマリピエロ版や、ヘンツェ版といったモダン楽器ヴァージョンののち、バートレット版、カーティス版、アレッサンドリーニ版とオリジナル楽器ヴァージョンが話題となってきましたが、今回はアメリカ古楽界ですでに40年以上に渡って活躍してきた指揮者でチェンバロ奏者のマーティン・パールマンが校訂したヴァージョンを用いての演奏となります。
 このヴァージョンはまず簡易舞台形式の実演で披露されたのち、イギリスのリン・レーベルがレコーディング・セッションを組んで高音質で収録したというもので、演奏の細部もよくわかるサウンド・クオリティが大きなポイント。しかも通常のCD音声に加え、SACDステレオ音声に、サラウンド音声も収められるという制作・製造コストのかかったSACDハイブリッドでのリリースというのも歓迎されるところです。

 ホメロスの叙事詩『オデュッセイア』に登場するオデュッセウス(イタリア語名ウリッセ。英語名はユリシーズ)に題材を得た『ウリッセの帰還』は、モンテヴェルディの残存する数少ない上演可能な作品のひとつ。トロイ戦争の英雄、ウリッセが故郷へ帰還する途中の苦難を克服し、彼の帰りを待ちわびる妻ペネロペと再会を果たす物語です。
 第1幕大詰めでウリッセが息子テレーマコと真実の再会を果たす場面は胸に迫るものがありますし、また、黒衣に身をやつし、夫の帰還を待つ貞淑な妻ペネロペの歌唱とテオルボの伴奏の美しさ、対照的に明るい侍女メラントなど登場人物も魅力的。夫の帰還が信じ切れない妻に対し、ウリッセが切々と語り聞かせてペネロペの心を開いていく終盤では、モンテヴェルディの哀歓のこもった音楽が幸福な大団円を描き上げています。(HMV)

【収録情報】
● モンテヴェルディ:歌劇『ウリッセの帰還』全曲(マーティン・パールマン校訂版)


 フェルナンド・ギマランイス(テノール:ウリッセ)
 ジェニファー・リヴェラ(メゾ・ソプラノ:ペネロペ)
 アビゲイル・ニムス(メゾ・ソプラノ:メラント)
 ダニエル・オーキンクロス(テノール:エウメーテ)
 ソーニャ・デュトワ・テングブラッド(ソプラノ:ジュノー)
 ユリシーズ・トーマス(バス・バリトン:アンティノオ)
 マーク・モロモット(カウンター・テノール:イーロ)、他
 ボストン・バロック
 マーティン・パールマン(指揮)

 録音時期:2014年4月27-30日
 録音場所:マサチューセッツ州ウースター、メカニクス・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

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Comprehensive Evaluation

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