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そういうふうにできている 新潮文庫

Momoko Sakura

User Review :5.0
(3)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101388212
ISBN 10 : 4101388210
Format
Books
Publisher
Release Date
July/1999
Japan

Content Description

え? まるちゃんが妊娠!? お腹の中には宇宙生命体(コジコジ)が!??? ビートたけしさんとの対談ものってます!! ももこ

この腹の中に、何かがいるのである。大便以外の何かがいる……! テスターによるショーゲキの妊娠発覚、どん底でバカバカしいギャグを考えてた悪阻期、悪魔の封印石のような強情な便との壮絶な戦い、と、期待にたがわぬスッタモンダの十月十日。そして、とうとう生まれたよ。あたしゃ、おかあさんになっちゃったよ。そう、まる子も人間、人間も宇宙の生命体、そういうふうにできている、のです。

Customer Reviews

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雑誌で上白石萌音さんがオススメしていたの...

投稿日:2021/07/22 (木)

雑誌で上白石萌音さんがオススメしていたので、読破。子供が出来る時の心境を偽りのない形で吸収することができます。

luna さん | 不明 | 不明

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ちびまる子ちゃんの漫画以外で、はじめての...

投稿日:2021/04/18 (日)

ちびまる子ちゃんの漫画以外で、はじめてのエッセイ体験でしたがびっくりするくらいにはまりました。これは単なるおもしろエッセイに非ず。たけしさんとの対談も素敵でした。オススメです。

kotobuki さん | 広島県 | 不明

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今は亡きさくらももこさんの出産にまつわる...

投稿日:2021/04/09 (金)

今は亡きさくらももこさんの出産にまつわる日記帳。さくらさんがいなくなってしまった今、改めて読み返すと胸がきゅっとなります。超人気作家さんの何気ない毎日に訪れた幸せがぎゅっと濃縮された1冊。漫画同様笑えるシーンも満載でした。

stelle さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • HIRO1970

    ⭐️⭐️⭐️かなり久々のさくらさん。学生時代以来だと思うので25年は経っていると思われます。作品自体は95年なので20年前のモノですが、やはり面白かったです。本作はさくらさんの妊娠から出産までの奮闘記を時系列に沿ってまとめたものですが、頭抜けた表現力とともに様々な関係者への配慮がある文体は大人だなと感心いたしました。この時のお子様ももう成人だと思うと時が過ぎるのは早いものです。巻末のたけしさんとの対談も二人の死生観が感じられて見逃せないものでした。また、さくらさんの作品を手に取ってみようと思います。

  • Tetchy

    子を持つ親の立場となって読んで本当によかったと思う。しかし、やはり出産とは男にはなかなか判らない物である(当たり前だけど)。しかし、1つの生命を宿し、そして産んださくらももこは今回他のエッセイに比べて非常に哲学的な内容を孕んでいた。生命の不思議さというものを真底痛感したのだろう。確かにいつもの筆者らしいおちゃらけた内容のところもあったが、それは前半部分だけで、後半部はある種の敬虔さが満ちていたように思う。しかしタイトルが抜群にいい。そういうふうにできている。我が子を見ると確かにそういう風に出来ているのだ。

  • Die-Go

    図書館本。追悼さくらももこさん。『ちびまる子ちゃん』の著者が、自分の妊娠から出産までを語るエッセイ。何かためになるわけでもないのだけど、出産ってやっぱり奇跡だなと言う感覚。とんでもないことが母体の中で起こっていることが、ありありと描かれている。★★★☆☆

  • らったった

    名前が気になります、どんな名前を付けたんでしょう(^^)懐妊~妊娠まで事細かに書かれています。意識の話は共感!著者の思いが伝わってきました。

  • mukimi

    「妊娠出産という私の身に降りかかった珍奇で神秘的な出来事を聞いて頂きたかっただけである」さくらももこ氏妊娠出産エッセイ。宇宙や命の神秘など哲学的思考に耽ったり抑鬱に沈んだかと思うとユーモアを織り込む緩急の上手さは流石。子を持つことで人生でやりたかったことの1/3は諦めることになっても私はこの人生を選びこの方向でじっくり楽しんでみたいとか、自分の卵子と夫の精子で最良の組み合わせの子を作れるとしても産まれてきたこの子を選ぶとか、重すぎないけど深い、我が子を他者として尊重する地に足のついた愛。心にじわり染みた。

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