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Coyote Special Issue 安西水丸 おもしろ美術一年生 Coyote Mook

Mizumaru Anzai

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784884184254
ISBN 10 : 4884184254
Format
Books
Release Date
March/2019
Japan

Content Description

たいせつなことを目に見えるようにしてくれた安西水丸。未来授業、はじまります。

目次 : essay 水丸さんと最初に出会った頃(村上春樹)/ 1 何を描けばいいの?/ 2 どう描けばいいの?実践編/ essay 父の教え(安西カオリ)/ interview ALL IN LINE 和田誠 安西水丸を語る/ 幸福な無名時代/ ある帰省者の記/ 安西水丸『青の時代』「荒れた海辺」/ essay 『青の時代』のころ(嵐山光三郎)/ interview 物足りないけど、すごくいい(南伸坊)/ interview 電通国際広告制作室渡辺昇(荒木経惟)/ ここもすごいよ!『青の時代』装丁解剖/ 渡辺昇の標本箱/ 「灯台」/ 出会い―安西水丸が愛した酒「〆張鶴」

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 春ドーナツ

    1980年代に水丸さんが日本文学全集全87巻(ほるぷ出版)の装画を担当されていたことを知りました(装丁は多田進氏)。今でも新風吹き渡る素敵な書影のとりことなり、書棚に一冊飾りたいと思う。通販サイトで、いまいちな絞り込み検索をした為、67ページ全てに目を通す(9割以上は関係ない書籍だった)。調べ始めて1時間後に「1985年」を追加すると7ページに減った。全てが揃っていた訳ではないけれど、どれにしようか、さらに1時間呻吟する。第一巻二葉亭四迷(函付き)に決めた。先刻届いた本を棚に置く。湯呑と急須。良いですね。

  • キヌモ

    絵を描く人の書いた本は面白い、という話を聞きまして、こちらを読んでみました。絵は上手下手ではないという書き出しから始まる美術の教科書である。といいたいが、どうもそうでもないらしい。なんか的を得たような話でもあるし、頭の隅っこで考えていたことと合致するようでもある。こういった曖昧な、か細い線で書かれたようなところが水丸さんの得意技のようである。面白い人だったらしい。

  • りょうちん

    妻や長男にとって、安西水丸さんは「がたんごとん」という絵本の人ですが、ぼくにとっては村上春樹氏のエッセイを彩るイラストの人で、エッセイの中で春樹氏から軽くイジられている存在でもあります。「中国行きのスロウ・ボート」の表紙のイラストが一番印象深いです。水丸さんのイラストへの姿勢は、絵が大好きな子どもから大人までに勇気を与えてくれる気がします。とても自由で楽しいと。本書には水丸さんのバックボーンも語られていますが、イラストや写真だけでも十分に楽しめると思います。亡くなったのが10年も前だったなんて意外でした。

  • 林克也

    大好きな水丸さんの本。ひとは育った風景から逃れることはできないんだ。

  • 御餅田 もちこ

    「線には、すごく感情が出るんです」安西水丸さんの絵が好きで、手に取った。下手うまと言われている人だが、理想の絵というのが明確にあってこの少し抜けたような、それでいて洒落た絵になっているんだなと感じた。文章も書道もうまくて持ち物のセンスも良くて、なのにお地蔵を見て素朴なところが好きだなんて言っちゃう安西さんが好きです。

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